HOMEGROWN

読書と特撮と子どものことと、愚痴を書いたblogです。
<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
 
RECOMMEND
キン肉マン 59 (ジャンプコミックス)
キン肉マン 59 (ジャンプコミックス) (JUGEMレビュー »)
ゆでたまご
悪魔将軍ってこんなカッコ良かったっけ?とか「キン肉マン」ってこんな大人な物語だっけ?と思いながら。
RECOMMEND
Cinema Trip 【Type-A】
Cinema Trip 【Type-A】 (JUGEMレビュー »)
PASSPO☆
PASSPO☆のニューアルバム。今回もハードなロックを期待してる。今一番の楽曲志向のアイドルグループ。
RECOMMEND
ヌーベルキュイジーヌ (Type-A)
ヌーベルキュイジーヌ (Type-A) (JUGEMレビュー »)
predia
個人的にはタイトル曲よりもカップリングの方がオススメだけど、どれも「らしい」曲。
RECOMMEND
RECOMMEND
白夜のヴィオラにいだかれて(Type-A)(DVD付)
白夜のヴィオラにいだかれて(Type-A)(DVD付) (JUGEMレビュー »)
白戸佑輔,栗原暁(Jazzin’park),久保田真悟(Jazzin’park)
prediaの現時点での最新アルバム。前作よりも今作と、ステップアップというのか進化というのか。アイドルものと侮るなかれ。
RECOMMEND
35大スーパー戦隊主題歌全集1975―2011【DVD】
35大スーパー戦隊主題歌全集1975―2011【DVD】 (JUGEMレビュー »)

期待のスーパー戦隊シリーズ全ての主題歌を集めたDVD。昭和ライダーはディケイド劇場版のおまけだったから、今度は平成ライダーだけか全ライダーを期待してしまうなぁ…(無理?)
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
PROFILE
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
江戸川乱歩 明智小五郎事件簿III「蜘蛛男」

JUGEMテーマ:読書


Amazonとの連携がイマイチ上手くいかないぞ…どうしたJUGEM?
東京のY町に開店した小さな美術商「稲垣商店」へ事務員としてやってきた里見芳枝は、店長の稲垣平造と出かけたきり、行方不明となる。稲垣の正体は、「青ひげ」になぞらえられる殺人鬼「蜘蛛男」だったのだ。やがて、芳枝は石膏像に塗り込められたバラバラ死体となって発見されたうえ、芳枝の姉である絹枝も殺害されて水族館の水槽に浮かべられてしまう。この事件を調べていた私立探偵の畔柳(くろやなぎ)博士と助手の野崎青年は、「蜘蛛男」が芳枝に似た女性ばかりを狙って殺人を行っていると考え、警視庁の波越警部とともに捜査へ乗り出す。
蜘蛛男 - Wikipedia

単純な印象でいえば、「一寸法師」をさらにエンタメ的方向へ再構築したような、そういう感想。
パーツとしては真犯人の正体の隠し方、家と隠し通路の種明かしとか、類似点はいくつか挙げられると思うんだけど。

最初の里見姉妹の事件と、それ以降の事件との印象がやや乖離しているというか。これまでの周到なやり方とは、どこか違うような、そういう印象がある。

全体としては面白いし、映像的にもきっと映えるんだろうなとは思う。

実は明智登場以降は少しテンションが落ちるように思うのは気のせいだろうか?


JUGEMテーマ:読書



大戦隊ゴーグルV 第29話、第30話
ふとyoutubeで見てて、どうもこの2話は見逃してたようで、blogになかったので、改めて書いてみる。

第29話「眠りの街の恐怖」
ネムリクロンで人を眠らせるハエモズーにブレスレットを破壊される黒田。


いきなり「メロンだわ」で始まるのどかなオープニング。
大戦隊ゴーグルV 第29話
大戦隊ゴーグルV 第29話
大戦隊ゴーグルV 第29話

メロンにかぶりつく描写に一体なんの意味があったのか判らないが、こういうかつての日常を描いたシーンというのは興味深い。
街の風景もそう。
大戦隊ゴーグルV 第29話
大戦隊ゴーグルV 第29話

戦隊シリーズに限らず、どうも特撮モノは時代が新しくなるにつれて、日常との乖離が激しくなっていき、それこそ一般人と関わるシーンが少なくなっていっているように思う。
次の第30話のように、一般人の、それも子供がストーリーに関わることもほとんどない。

さて、ハエモズーによって東京郊外にあるという旭山市の人々が眠らされ、銀行などが襲撃される事件が発生。
ここらあたりは確かに「眠りの街の恐怖」と言える導入部だが、実は「眠りの街」はここまで。
今回はとにかく黒田官平!
なのでとにかくスピーディーな展開。

続きを読む >>
明智小五郎事件簿II「何者」
「私」は、友人・甲田伸太郎と、2人の友人である結城弘一の鎌倉の家で学生生活最後の夏休みを満喫していた。ある日の夜、弘一が父親の書斎で狙撃され足に重傷を負った。どうやら強盗が書斎の窓から侵入して物色しているところに弘一が入り、彼が足を撃たれた直後に甲田が書斎前を通りかかって殺人には至らなかった。だがピストル強盗は、机の現金よりも価値のない金色に光るものばかり盗んでいった。弘一は持ち前の探偵趣味を生かし、入院先のベッドで「私」や波多野警部などから巧みに情報を得ながら、事件を解決へと導いていく。その推理は何処にも瑕疵のないものと思われたのだが、謎の男・赤井さんによってその推理は覆されるのだった…。
何者 - Wikipedia

この作品は、この「明智小五郎事件簿」というシリーズに収録されている時点で、オチは予測できてしまうのがちょっと残念かも。

地図も含めて、かっちりと構成されてる印象だ。
ただ地図が判りにくかった。建物と池との位置関係から、どうもものを投げ入れたというのがイメージしにくく、途中で地図のイメージは頭から破棄してしまった。足跡の部分なんかは、確かに重要な要素の一つだけど。

冒頭から繰り返される明智小五郎批判に対するように、最後の最後で正体を明かす明智は、まぁ、他の作品でも感じるような対抗心みたいなものが見える。
しかし一方で、池に入ってまで証拠を探したりするシーンには、いささか違和感を覚えた。どちらかというと安楽椅子探偵なイメージだったけど、それは表に出てこなかっただけだろうか。

「私」という語り手のリレーについて、法月綸太郎が解説で触れていた。
この物語を書いた「私」と、その私に事件の顛末を語った「私」の二人が登場する。
後者の「私」は途中でその名前が「松村」だと明かされるのだが、解説で書かれているように、別の物語とのつながりを示す(別人だろうがといいつつ)…というのは、個人的にはややこじつけかな?と思う。蕗屋や小林という苗字も案外使いまわしてるし、そこは気にしすぎじゃないかと。解釈のひとつとしては面白いけど、書き手の「私」は物語の導入部としての役割しかないだろうし。


JUGEMテーマ:読書

明智小五郎事件簿II 「一寸法師」
「一寸法師」
ある夜、浅草公園で休んでいた小林紋三は背の低い男が落とした風呂敷包みから人間の手足がこぼれ落ちるのを目撃する。不審に思った小林は男の後を追いかけ、養源寺という寺に入るのを確認する。翌日、小林は養源寺を訪ね住職に背の低い男について尋ねるが、「心当たりはない」と住職に追い返されてしまう。寺の周辺の人々も背の低い男に覚えがないという。何ら手がかりを得られないまま下宿に戻る途中、小林は実業家の山野大五郎の妻・百合枝に遭遇する。百合枝は義理の娘の三千子が失踪したと述べ、捜査のために探偵の明智小五郎を紹介して欲しいと小林に懇願する。明智の貧窮時代、小林は明智と一緒に生活したことがあり、明智とは顔なじみであった。
一寸法師 (江戸川乱歩) - Wikipedia

youtubeで映像作品のメイキングや予告があったけど、江戸川乱歩のエログロかくありきという作品だったな。
とはいえ、エロ的な部分で言うと、実際には一寸法師と百合枝とのシーンがチラッと出てくるくらいで、あまりストレートな描写はなかったな。
フリークス趣味やエログロ描写あたりが目を惹きそうだけど、三千子の事件の真相とか案外真面目だ。
しかしA町とO町のこととか、少し判りにくいし、ちょっと無理があるんじゃないかと。

ラストで、一寸法師が自ら語ったという真相ですら、明智が巧みに仕組んだお芝居の可能性を示唆して終わる。
この一種突き放すような終わり方は、「屋根裏」の終わりを連想させる。

この頃は犯人との知恵比べの興味の方が優先されてるような印象だ。

「何者」は明日以降…


JUGEMテーマ:読書



明智小五郎事件簿I 「D坂の殺人事件」と「幽霊」
久しぶりの更新かな。
youtubeは「大鉄人17」が終わるのを待つとして、久しぶりに本を。
集英社文庫の「明智小五郎事件簿」シリーズが完結したので、再読しつつ、書いていこうかと。
でも、戦前の作品でおしまいなので、戦後のシリーズをどう集めていこうか思案中。

ってことで、最初の「D坂の殺人事件」から。
9月初旬、D坂の大通りにある「白梅軒(はくばいけん)」という喫茶店で冷しコーヒーをすすっていた「私」は、この喫茶店で知り合いとなった明智小五郎と二人で、偶然向かいの古本屋で発生した殺人事件の第一発見者となる。やがて「私」は、その犯人が明智小五郎ではないかと推理するのだが・・・
D坂の殺人事件 - Wikipedia

大雑把にまとめると、状況証拠で固められた「私」の推理を、明智小五郎があっさりと覆すという物語。
とはいえ、そこに至る流れの中で、「人間の観察とか人間の記憶なんて、実にたよりない」と言うセリフや連想診断法というワードが、その先を期待させる。

ちょっと無理矢理っぽく感じる部分もあるけど、明智の明晰さを表現することがテーマなのかと思ってるので、その辺りは気にしちゃいけないんだろうな。

残虐色情者というのも、なんだか時代だなぁと。


続きを読む >>