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読書と特撮と子どものことと、愚痴を書いたblogです。
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ゴーカイジャーより後の戦隊の分や、ライダーシリーズでも実現して欲しいな。特にライダーはディケイドのおまけでやっつけ仕事だったから特に。
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仮面ライダー 第47話


第47話「死を呼ぶ氷魔人トドキラー」
ショッカーは零下300度冷凍シュートを放つ怪人トドギラーによって人間を冷凍し、ショッカーの改造人間とするアイス計画を実行。調査を開始した一文字の前にショッカーが出現。一文字はトドギラーによって氷の中に閉じ込められてしまった。からくも脱出したライダーだが、再びトドギラーの襲撃をうけてしまう……。

いきなりサッカーを始める女子三人に五郎。
仮面ライダー 第47話
仮面ライダー 第47話

その空き地は私有地だったらしく、雷親父に咎められるのだが…

何の前触れもなく、ショッカーの怪人がその雷親父を氷漬けにして拉致していく。
本当に脈絡もなく、前触れもなく、いきなり、だ。
このカンジが凄く怖いというか…どう考えてもマトモな演出じゃないぞ。

で、その怪しい怪人こそがトドギラーであり、彼によるアイス計画が今回の作戦だ。
仮面ライダー 第47話
仮面ライダー 第47話


昨日から続けて七隻の船が遭難する事件が発生している。
記事によれば「どの船も不思議な怪獣を見たと打電しながら、一瞬のうちに中断している」とのことだ。
仮面ライダー 第47話
遭難の原因は「やっぱり氷山?」との質問に「あぁ」と答えているんだけどなぁ…
仮面ライダー 第47話

船に乗っていた人は一人も見つかっていない。

アイス計画とは、死神博士曰く、トドギラーに拉致させた人間を改造し、東京を氷漬けにしようということのようだ。
うーん…
物語としては仕方ないんだけど、ショッカーの(正確には死神博士の)ダメなところはすぐに作戦を見失うことだろうな。
人をたくさん集めるところまでは良かったと思う。あまりに目立って新聞沙汰になってしまっているが、七隻もの船を沈めていることから、そこそこの人数を集めたと容易に想像がつく(空き地の雷親父はなんだった?)。

さらにライダーを捕えることにも成功している。
いやぁ、ここまでは非常に有能な司令官ということになるのかな、死神博士って。ただ、いずれも「ここまで」だけど。
仮面ライダー 第47話
仮面ライダー 第47話

せっかく捕えたライダーをさっさと殺すか、再改造を施せばいいのに、一旦解凍しようとか言い出して、逆転の切っ掛けを与えてしまうもんなぁ…

沈没した船の乗組員(船長?)の息子が、一文字と出会うのだが、後半になると間もなく退場してしまう。
仮面ライダー 第47話
1970年辺りには、まだこういう建物が多かったんだろうか?
仮面ライダー 第47話
仮面ライダー 第47話
仮面ライダー 第47話

母親が病気だという設定とか、絵に描いたような貧しい家庭だなぁ、という印象だ。
事件とライダーを結び付ける役割を担っていたと思われるが、持て余したのだろうか?
やはり母親は着物で登場。

やっぱり今回の一番のビックリポイントは、一文字のバイクに発信器をつけて後を追う滝な。
仮面ライダー 第47話
嫉妬深い恋人かストーカーか?
仮面ライダー 第47話



JUGEMテーマ:特撮



夢枕獏「キマイラ13 堕天使変」
すっかり更新が滞ってしまったが、別に熱烈な読者がいるとも思えないので、いらん心配だな。

ところで、久しぶりの「キマイラ」シリーズの最新刊。出てることも知らず、慌てて購入。

前巻「曼陀羅変」にていきなり久鬼と九十九三蔵の高校入学当初が描写され戸惑った。
今更、それに触れる必要があったのか?と。

今回は、まずはその決着から。
トランシルヴァニア症候群からキマイラ化の話につながっていき、その一件がルシフェル教団に届いてしまうという展開だった。
つまり12巻の後半から13巻の前半部分のお話は、なぜルシフェル教団が関わるようになったか…という説明だったと?

まぁ、ちょっと前からケータイが登場するようになって「おいおい」と思っていたが、ストーリー上の年代の設定に関しては大きな変化はないようだ。
「梵天変(ソノラマ文庫13巻)」において1960年と描写された雲斎と玄造の出会いについて「曼陀羅変(ノベルズ12巻/実質20巻)」で三十数年前と説明がされている。
さらに「梵天変」で1960年のシーンで、35年後の久鬼と大鳳のシーンに言及している箇所がある(ソノラマ文庫版91ページ)。
つまり、舞台は(少なくとも「梵天変」時点では)1995年だということになる。
ただ第1巻には明確に1995年という説明はないので、状況証拠からの積み上げということになる
そもそも第1巻の「幻獣少年キマイラ」の初版が昭和57年、1982年なので、開始時点は80年代をイメージしていた可能性があるので、このタイミングで色々と修正された可能性はある。

トランシルヴァニア症候群の説明で伯爵病への言及があるが、やっぱり弘のあれとは別なのかな?

押井守のアニメ化はやや地雷臭がしないでもないが…


JUGEMテーマ:読書

C.S.ルイス 土屋京子訳 「ナルニア国物語5 ドーン・トレッダー号の航海」
 
改めて…というか、毎回思うんだけど、やっぱりこの作品が一番好きじゃない。
なんというのか、子供たちがナルニアに行く意義がどうしても見いだせない。
「魔術師のおい」は、まぁ、偶然だとしても、「ライオンと魔女(と衣装だんす)」や「カスピアン王子(のつのぶえ)」辺りは、それは勿論、行く意味はあった。

で、この作品はというと…

続く「銀のいす」へのつながりとして、ユースティスがナルニアに行ったことがあるということに意味があるんだけど、それ以外はどうか…と。
ところどころでアスランとのつながりで、ルーシーに役目があると言えなくもないし、<あんぽん足>(のうなしあんよ/Dufflepud)のことも、まぁ、それは重要な役目とも言えるんだけどね。

あとは東への航海という一本の縦軸があるものの、挿入されるストーリー自体にはあまり関連性もなく(島ごとに違うから当然だけど)、どうしても散漫な印象を受けてしまうのが一因だろうと、個人的には考える。


JUGEMテーマ:読書



C.S.ルイス 土屋京子訳 「ナルニア国物語4 カスピアン王子」
 

先日、娘に瀬田版の「ライオンと魔女」を貸した。土屋版とどちらにしようかと悩んだ結果、瀬田版を渡したんだけど、やっぱりこの新訳は大人向けなんじゃないかと、その時強く思った。
例えば冒頭の部分を並べてみると…
むかし、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーというきょうだいがいた。四人がどんなにすばらしい冒険をしたかは、『ライオンと魔女と衣装だんす』という本に書いてある。子どもたちは魔法の衣装だんすの扉を開け、わたしたちの世界とはまったく異なる世界に足を踏み入れた。その異世界で、四人の子どもたちは王や女王となり、長い歳月にわたってナルニアという国を治めた。
土屋京子 訳

むかし、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの四人の子どもたちが、ふしぎな冒険をしたお話は、『ライオンと魔女』という本に書かれています。四人が、ふしぎな衣装だんすの戸をあけて、なかにはいると、このわたしたちの世界とまるでちがった世界にはいっていって、そのナルニアという国で、長いあいだ王、女王になった話です。
瀬田貞二 訳

手元に原書がないので、Google先生!
Once there were four children whose names were Peter, Susan, Edmund and Lucy, and it has been told in another book called The Lion, the Witch and the Wardrobe how they had a remarkable adventure. They had opened the door of a magic wardrobe and found themselves in a quite different world from ours, and in that different world they had become Kings and Queens in a country called Narnia.
C. S. LEWIS "Prince Caspian"

まぁ、語尾の使い方や語句の選択の仕方で受ける印象は確かに違う。
ただ全体的に柔らかい印象を受けるのは、瀬田版なのかと思ったのは確か。

あとは登場人物の名前だよね。
遡れば「魔術師のおい」に登場するStrawberryという馬の名前。瀬田版では「イチゴ」で土屋版では「ストロベリー」とそのまま。
これくらいはそれほど…だけど。
その後、Strawberryがアスランから新しい名を与えられるのだが、それがFledge。
「天かける馬の父」ということで「天馬」とした瀬田版と、「すべての天馬の父となれ」で「フレッジ」とした土屋版では、確かに土屋版に軍配が上がる(久しぶりに瀬田版を読み返してずっこけたが…)。

で、この「カスピアン王子」に登場するTrufflehunter。
瀬田版では「松露とり」と訳されている(Truffle=西洋松露か)。
これを土屋版では「トリュフハンター」として註で「トリュフを探す者」と説明をしている。
どっちがいいのか、という話だと、個人的には「松露とり」かな?って思う。
こういう単語の組み合わせで出来た名前って、ネイティブの人たちにはどう映るんだろう?
「山田」と聞いて、毎回のように「山と田んぼ」と想像する人がいないように、TrufflehunterでTruffleをhuntする人とは思わないってことかな?

とはいえなんでもかんでも固有名詞がカタカナ化してるワケでもなくて、地名の一部やもの言うどうぶつの名前なんかが日本語になってる。どういう基準なのか不思議だったりするんだけど…

つまりはそういう違和感を覚えながら読んでいたということ。

改めて、比較しながら読んでるんだけど、何を訳すのか訳さないのか、どう訳すのかというのは面白いね。
新しく訳すにあたって、前の訳を意識しないワケはないと思うんだけど、同じにするにしても別のものにするにしても凄く難しい判断なんだなって思う。


JUGEMテーマ:読書



江戸川乱歩 明智小五郎事件簿III「蜘蛛男」

JUGEMテーマ:読書


Amazonとの連携がイマイチ上手くいかないぞ…どうしたJUGEM?
東京のY町に開店した小さな美術商「稲垣商店」へ事務員としてやってきた里見芳枝は、店長の稲垣平造と出かけたきり、行方不明となる。稲垣の正体は、「青ひげ」になぞらえられる殺人鬼「蜘蛛男」だったのだ。やがて、芳枝は石膏像に塗り込められたバラバラ死体となって発見されたうえ、芳枝の姉である絹枝も殺害されて水族館の水槽に浮かべられてしまう。この事件を調べていた私立探偵の畔柳(くろやなぎ)博士と助手の野崎青年は、「蜘蛛男」が芳枝に似た女性ばかりを狙って殺人を行っていると考え、警視庁の波越警部とともに捜査へ乗り出す。
蜘蛛男 - Wikipedia

単純な印象でいえば、「一寸法師」をさらにエンタメ的方向へ再構築したような、そういう感想。
パーツとしては真犯人の正体の隠し方、家と隠し通路の種明かしとか、類似点はいくつか挙げられると思うんだけど。

最初の里見姉妹の事件と、それ以降の事件との印象がやや乖離しているというか。これまでの周到なやり方とは、どこか違うような、そういう印象がある。

全体としては面白いし、映像的にもきっと映えるんだろうなとは思う。

実は明智登場以降は少しテンションが落ちるように思うのは気のせいだろうか?


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明智小五郎事件簿II「何者」
「私」は、友人・甲田伸太郎と、2人の友人である結城弘一の鎌倉の家で学生生活最後の夏休みを満喫していた。ある日の夜、弘一が父親の書斎で狙撃され足に重傷を負った。どうやら強盗が書斎の窓から侵入して物色しているところに弘一が入り、彼が足を撃たれた直後に甲田が書斎前を通りかかって殺人には至らなかった。だがピストル強盗は、机の現金よりも価値のない金色に光るものばかり盗んでいった。弘一は持ち前の探偵趣味を生かし、入院先のベッドで「私」や波多野警部などから巧みに情報を得ながら、事件を解決へと導いていく。その推理は何処にも瑕疵のないものと思われたのだが、謎の男・赤井さんによってその推理は覆されるのだった…。
何者 - Wikipedia

この作品は、この「明智小五郎事件簿」というシリーズに収録されている時点で、オチは予測できてしまうのがちょっと残念かも。

地図も含めて、かっちりと構成されてる印象だ。
ただ地図が判りにくかった。建物と池との位置関係から、どうもものを投げ入れたというのがイメージしにくく、途中で地図のイメージは頭から破棄してしまった。足跡の部分なんかは、確かに重要な要素の一つだけど。

冒頭から繰り返される明智小五郎批判に対するように、最後の最後で正体を明かす明智は、まぁ、他の作品でも感じるような対抗心みたいなものが見える。
しかし一方で、池に入ってまで証拠を探したりするシーンには、いささか違和感を覚えた。どちらかというと安楽椅子探偵なイメージだったけど、それは表に出てこなかっただけだろうか。

「私」という語り手のリレーについて、法月綸太郎が解説で触れていた。
この物語を書いた「私」と、その私に事件の顛末を語った「私」の二人が登場する。
後者の「私」は途中でその名前が「松村」だと明かされるのだが、解説で書かれているように、別の物語とのつながりを示す(別人だろうがといいつつ)…というのは、個人的にはややこじつけかな?と思う。蕗屋や小林という苗字も案外使いまわしてるし、そこは気にしすぎじゃないかと。解釈のひとつとしては面白いけど、書き手の「私」は物語の導入部としての役割しかないだろうし。


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明智小五郎事件簿II 「一寸法師」
「一寸法師」
ある夜、浅草公園で休んでいた小林紋三は背の低い男が落とした風呂敷包みから人間の手足がこぼれ落ちるのを目撃する。不審に思った小林は男の後を追いかけ、養源寺という寺に入るのを確認する。翌日、小林は養源寺を訪ね住職に背の低い男について尋ねるが、「心当たりはない」と住職に追い返されてしまう。寺の周辺の人々も背の低い男に覚えがないという。何ら手がかりを得られないまま下宿に戻る途中、小林は実業家の山野大五郎の妻・百合枝に遭遇する。百合枝は義理の娘の三千子が失踪したと述べ、捜査のために探偵の明智小五郎を紹介して欲しいと小林に懇願する。明智の貧窮時代、小林は明智と一緒に生活したことがあり、明智とは顔なじみであった。
一寸法師 (江戸川乱歩) - Wikipedia

youtubeで映像作品のメイキングや予告があったけど、江戸川乱歩のエログロかくありきという作品だったな。
とはいえ、エロ的な部分で言うと、実際には一寸法師と百合枝とのシーンがチラッと出てくるくらいで、あまりストレートな描写はなかったな。
フリークス趣味やエログロ描写あたりが目を惹きそうだけど、三千子の事件の真相とか案外真面目だ。
しかしA町とO町のこととか、少し判りにくいし、ちょっと無理があるんじゃないかと。

ラストで、一寸法師が自ら語ったという真相ですら、明智が巧みに仕組んだお芝居の可能性を示唆して終わる。
この一種突き放すような終わり方は、「屋根裏」の終わりを連想させる。

この頃は犯人との知恵比べの興味の方が優先されてるような印象だ。

「何者」は明日以降…


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明智小五郎事件簿I 「D坂の殺人事件」と「幽霊」
久しぶりの更新かな。
youtubeは「大鉄人17」が終わるのを待つとして、久しぶりに本を。
集英社文庫の「明智小五郎事件簿」シリーズが完結したので、再読しつつ、書いていこうかと。
でも、戦前の作品でおしまいなので、戦後のシリーズをどう集めていこうか思案中。

ってことで、最初の「D坂の殺人事件」から。
9月初旬、D坂の大通りにある「白梅軒(はくばいけん)」という喫茶店で冷しコーヒーをすすっていた「私」は、この喫茶店で知り合いとなった明智小五郎と二人で、偶然向かいの古本屋で発生した殺人事件の第一発見者となる。やがて「私」は、その犯人が明智小五郎ではないかと推理するのだが・・・
D坂の殺人事件 - Wikipedia

大雑把にまとめると、状況証拠で固められた「私」の推理を、明智小五郎があっさりと覆すという物語。
とはいえ、そこに至る流れの中で、「人間の観察とか人間の記憶なんて、実にたよりない」と言うセリフや連想診断法というワードが、その先を期待させる。

ちょっと無理矢理っぽく感じる部分もあるけど、明智の明晰さを表現することがテーマなのかと思ってるので、その辺りは気にしちゃいけないんだろうな。

残虐色情者というのも、なんだか時代だなぁと。


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明智小五郎事件簿9 「大金塊」「怪人二十面相」
この巻から小林少年が物語の中心に躍り出るワケだけど… 驚いた。
完全に作風が変わってるんだね。
今回の集英社文庫の「明智小五郎事件簿」シリーズが実質的に江戸川乱歩初体験なんだけど、作風が完全に子供を意識したものになるんだな。

さて、実際に読んでみて思ったのは、特撮ヒーローものの源流の一つなんだなって。
これは単純に現在、「コンドールマン」を見ていて、そこにコンドールジュニアなる子供(と石松)のグループが出てくることや、「仮面ライダー」の少年ライダー隊なんかを連想することも一因なんだけど。

勿論、最近の特撮番組では、こうした子供たちが関わることが少ないので、特撮作品の要素としては廃れてしまったと言えるかもしれない。
しかし一時はこういった子供がレギュラーに据えられることが多く、対するヒーローはどちらかと言えばそうした子供たちが見習うべき存在といった描かれ方をしていたように思う。
こうして見ていた子供たちの成長に合わせるようにしてなのか、感情移入するのがヒーロー側に移っていった…ように思う。

迷ったり、道を踏み外すのは子供たちで、ヒーローはそれを教え導き子供を成長させていくという立場だったのが、ヒーロー自身が苦悩し、成長する側に回る…というのが、特撮作品における流れの変化ではないかと(どこか完全無欠なヒーローだからこそ、変身前の姿ではドジで間抜けなキャラクターになるんだろう…とか)。

この明智小五郎と小林少年の関係性が、かつての特撮番組のヒーローと子供キャラクターとの関係性に、思わず重ねてしまう。

特に特撮ヒーロー作品ってのは時代劇が出自かと思ってたところもあるけど、こういう物語の形式もその一部なのかなぁ?と思いながら読んでた。

全然関係ない話ばかりだな。


まぁ、物語としては「大金塊」はイマイチだったかな。
やはり犯罪者側の背景が薄いと、物語的な盛り上がりに欠けるな。

「怪人二十面相」の方はあれだな、怪人二十面相が案外間抜けというか、なんというか…
解説でも書かれてたけど、犯罪者というよりも子供の遊び相手というべきか。

これを子供のうちに読んでおいて、別の江戸川作品に触れてトラウマになるというの、あるかもなぁ…


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夢枕獏「キマイラ 12 曼荼羅変」
昨年末に出てたのね。
慌てて購入したが…




ここで九鬼麗一と九十九三蔵の出会いか。
少し前から携帯電話が出てたからまさかとは思ったけど、ここでも出てくるとは。
既に獏の頭の中では、物語は現代になってんだな。

物語は完全に九鬼麗一が主人公。
ここに来て新しい謎とか持ってきてどうしようというのかね?
あと少しで終わるのか?

キャラクターとしての阿久津が好きなんだなぁってのがよく判る一冊。

永野護といいこの人といい、とにかく長生きして一冊でも多く書いて(描いて)欲しい。


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