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以前は色々とあったけど、最近はyoutubeで特撮見た話ばっかりです。
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そろそろゴーカイジャー以降の作品をまとめて欲しい。
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ジャイアントロボ 第22話から第26話(最終話)
ラストまで一気に。

第22話「殺人兵器カラミティ」
メルカ共和国大統領は、ジャイアントロボに劣らぬロボットの製造に成功した。その名はカラミティ。だが、BF団最高幹部・ミスターゴールドによってカラミティは奪われてしまった。危ないジャイアントロボ、自動反射装置だ!今やロボの目は利かない。大作と十郎よ瀕死のロボを救え!いつの日かロボの目は開く!

とにかく「世界一でなければならない」というメルカ共和国の大統領は、ジャイアントロボを超えるロボットを作り上げることを望んでいる。そのためにジャイアントロボの電子頭脳を調べたいという意向を、政府を通して要求してきた。
ジャイアントロボ 第22話
メルカ共和国大統領(右)と大使。
ジャイアントロボ 第22話
「ジャイアントロボの技術的秘密が公になれば、世界中の国々が争ってロボを作り出すことでしょう。ジャイアントロボの威力がが強大であればあるほど、悪用された場合には恐ろしい殺人破壊兵器と化します。長官、なにとぞ、ジャイアントロボの秘密は、世界平和のためにも」
「しかし、メルカ共和国のロボット製作も、つまるところは平和のためなんだ。それに我が国にとってもメルカ共和国は最大の友好国なんだ。その頼みを無下に断ることはできん」
ジャイアントロボ 第22話

食い下がる支部長に国防省長官はさらに続ける。
「東くん、このことは既に政治の最高段階において決定されたことなんだ。君は直ちにメルカ共和国の化学技術団に、便宜を取り計らってくれたまえ」
ジャイアントロボ 第22話

ナレーションによると…
恐るべき怪物ロボット・カラミティ。
その内部構造は、ジャイアントロボとほとんど同じだが、メルカ共和国の誇る最新装備は、ひとつがこの自動反射装置。つまり外敵からくわえられる一切の攻撃を自動的に180度跳ね返す装置である。
さらに攻撃平気として、人類最後の兵器といわれる中性子爆弾を改造した小型ミサイルさえも備えていた。
ジャイアントロボ 第22話

というロボットだが、カラミティは動かない。
ジャイアントロボ 第22話
カラミティ
ジャイアントロボ 第22話

ここで久しぶり(といっても二回目)のミスターゴールド登場。これまた再登場のスパーキィを使って、未完成のカラミティを強奪する。
ジャイアントロボ 第22話
ジャイアントロボ 第22話
「カラミティは我々BF団がいただいていく。宇宙人の技術によって、ジャイアントロボなど足元にも及ばぬ優秀なロボットを完成させてみせる。その時こそ、我らBF団は必ず地球を制服する」
ジャイアントロボ 第22話

そう豪語したにも関わらず、ミスターゴールドが使う技術者は人間(地球人)に見えるんだけど…

でまぁ、結局カラミティは動かないまま。
しかしジャイアントロボのロケット弾、レーザー光線はことごとく跳ね返され、目が壊されてしまう。
ジャイアントロボ 第22話
ジャイアントロボ 第22話

「ジャイアントロボはめくらになった」というミスターゴールドのセリフにドキリとする。
カラミティの強さは、ジャイアントロボのコピーという部分ではなく、完全に自動反射装置というプラスアルファによるものだ。
とにかく攻撃を反射しまくる…のはいいが、とにかく動かない。
さて、そのカラミティをどうやって破壊したかというと…

視界を失ったジャイアントロボだったが、スパーキィを投げつけるという荒業でカラミティを破壊する。
ジャイアントロボ 第22話
やっぱりスパーキィは投げられる運命なのね。
ジャイアントロボ 第22話

ただBF団と戦うだけではなく、人間同士や組織内部の軋轢みたいな描写が増えてきたな。

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ジャイアントロボ 第19話から第21話
第19話「アンドロメダ宇宙人メトロスリー」
宇宙の彼方から飛んできた謎の円盤。その円盤には宇宙人メトロスリーが乗っていた。果たして彼は、ギロチン帝王が差し向けた地球侵略の使者なのか?さっそく追跡を開始するU3とU7。それを追うBF団。円盤を挟んでユニコーンとBF団は対決した。大作少年の命が危ない!立て!ジャイアントロボ!だが、その前に現われたGR2。ロボとGR2との一騎打ちだ。がんばれジャイアントロボ!負けるなジャイアントロボ!

オープニングで流れたジャイアントロボとGR2のバトルはなかなかの迫力だったな。
期待していいのか?
ジャイアントロボ 第19話
ジャイアントロボ 第19話

突然円盤が飛来し、奥多摩(Y地区の305地点の近く)に着陸した。
ジャイアントロボ 第19話
一つ目かと思ったら、まさかの三つ目。
なかなかデザインは頑張ってると思う。
ジャイアントロボ 第19話

その宇宙船に乗っていた宇宙人は「私はギロチン帝王逮捕のために、宇宙の彼方のアンドロメダ宇宙警察から派遣されたメトロスリーといい、地球人の味方なのです」と自己紹介する。
まぁ、自分で「味方」という奴にロクなのはいない。

さてこのメトロスリーが助けに来た狩人?らしき人、そしてU3とU7に勧めたカプセルだけど、結局何なんだろう?
ジャイアントロボ 第19話
「これ一つ食べただけでも、地球人なら少なくとも一年間は何も食べずに生きられますよ」
ジャイアントロボ 第19話

それを食べた人間が固まったように見えたが… なんの意味があったんだっけ?(メモも残ってないや)

さて、このメトロスリーは案の定、BF団の一員。
彼の作戦に乗せられたとはいえ、東支部長とU3、U7の三人だけで敵地に乗り込んでいくのは無謀というよりは…
ジャイアントロボ 第19話
宇宙船がイラストで合成というのも味がある
ジャイアントロボ 第19話

東支部長も序盤の冴えわたる勘はどこへやら、だ。

そして窮地を救うのは、やはりマリー。

物語は終盤、ジャイアントロボとGR2のバトルへ(U7とメトロスリーの追いかけっこはまぁ…)。
ジャイアントロボ 第19話
ジャイアントロボ 第19話

思ってた以上にスピード感のある、充実したバトルだった。
ただ逆転のきっかけになったGR2の角の破壊シーンなんだが、音声のつながり具合とか見ると、一瞬カットでもされてるのか?って。
ジャイアントロボを捕えた角が光ったシーンは完全にロボを攻撃したシーンかと思ったが、そうではなかったのか?

それにしてもユニコーンメンバーのU7、いや、ジャイアントロボ依存が凄いことになってるな。現状の戦力じゃGR2に対抗できないから仕方ないんだろうけどさ。

久しぶりに書籍からの引用。
アンドロメダ宇宙警察の一員と名乗り、ユニコーンに潜入。額の目から重力光線を放つ。
「全怪獣怪人」上巻

重力光線の描写も、なかなか気合が入ってる。
ジャイアントロボ 第19話
ジャイアントロボ 第19話



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ジャイアントロボ 第14話から第18話
新年一発目の更新は、既にyoutubeでの配信が終了している「ジャイアントロボ」です。
ネタとしては書いてたんだけど、色々と面倒でアップできずにいた(誰も待ってないという気もするけど)。

第14話「怪獣鉄の牙」
世界の平和を守るユニコーン機関の中国支部が突然BF団の戦車に攻撃され、救援に駆けつけた日本支部の東支部長が行方不明となった。捜索のため、大作少年たちは直ちにジャイアントロボと共に出動した。だが、BF団は恐るべき秘密兵器をもって待ち構えていた。鋭い牙を持ち、上歯と下歯に分裂するやいなや相手に噛み付く鉄の怪物アイアンパワーだ。がんばれジャイアントロボ!負けるな大作少年!

アルプスのふもとのアラー共和国に続いて、今回は中国が舞台。
ジャイアントロボ 第14話
外観
ジャイアントロボ 第14話
内部
ジャイアントロボ 第14話
支部長
ジャイアントロボ 第14話

やっぱり、ステレオタイプというか、完全に何時代?という施設に服装だな。

レッドコブラの策略により東支部長と中国第三支部の支部長共々捕えられてしまう。
そして救出のために駆け付けたU3、U7までも捕えられてしまう。
ジャイアントロボ 第14話
「支部長さんよ、これでユニコーンの主だった雁首がそろったワケだな。お前さんを囮に、日本支部の腕利きを連れ込み、ユニコーンを全滅させるのが、俺の作戦でね」
ジャイアントロボ 第14話

ジャイアントロボをコントロールする腕時計も奪われ、絶体絶命…

何が悪趣味かって、レッドコブラの作った処刑装置だ。
二つの椅子が向かい合っていて、接触するとドカン!
ジャイアントロボ 第14話
ジャイアントロボ 第14話

おっさん二人が拘束されて徐々に近づくというのは、なんというべきか。

今回は大作から腕時計を奪っておくなど、今までの失敗を反省した行動だったが、ロクに捕虜を監視せず、処刑シーンも見ていないといういつもの悪い癖が出てしまったのが敗因。

今回のアイアンパワーは、怪獣というよりも、ロボットという趣で、そのデザインは言ってみれば巨大な口だ。
ジャイアントロボ 第14話
ジャイアントロボ 第14話

しかも上顎と下顎が分かれて襲ってくるというのはなかなか面白い(噛めないだろ)。
ジャイアントロボ 第14話
分離。
ジャイアントロボ 第14話
こういうサイズ感を無視した合成って好き。
ジャイアントロボ 第14話

結構強そうだったけど「ロボ、エネルギー全回転だ!」の一言で逆転。
さすが主人公としか。
どうやら投げつけて破壊するというのが一連の流れのようで

「これでスパイダーもブラックダイヤも成仏できるわい」
というレッドコブラのセリフがあるが、ブラックダイヤは処刑されてしまったのか?
ドクトル・オーヴァはどうしたのかな?

そういえば、ユニコーン本部はニューヨークなのね。

冒頭で大作が友達と遊んでいるシーンがある。
この遊びの名前ってなんだっけ?
ジャイアントロボ 第14話
走っていって…
ジャイアントロボ 第14話
馬乗りになるんだけど
ジャイアントロボ 第14話

一応、小学生であることを、申し訳程度にでも描写しておかないとと、思い出したんだろうか?


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ジャイアントロボ 第9話から第13話
youtubeの配信は随分先を行ってしまっているが…

第9話「電流怪獣スパーキィ」
北海サッカー試合の最中、突如空から現われた怪獣によって6万人がさらわれ、行方不明となった。すぐさまユニコーンの捜査が開始されたがその行方はわからず、追い討ちをかけるように恐るべき電流怪獣スパーキィが再び国際空港現われる。スパーキィの前には国防軍も歯が立たず、その強力な電流にジャイアントロボも危機に陥った・・・。

久しぶりにドクトル・オーヴァの登場。
このタイミングで再登場となると、第3話、第4話をあのタイミングでやる必要性はあったのかと思ってしまうな。
いっそのこと、スパイダー編、ドクトル・オーヴァ編と区切りを入れた方が良かったんじゃないか?
ジャイアントロボ 第9話
ジャイアントロボ 第9話

で、そのドクトル・オーヴァだが、何故か彫りが深くなっている。
正確には眉のあたりの突起物が成長している!
登場しなかった数話の内に、宇宙人らしさを増した顔つきになってるのが面白い。

ストーリーは、6万人の人間を人質に日本全土を基地としてBF団に明け渡せというギロチン帝王の要求に、ユニコーンはどう立ち向かうのか?というもの。
人質の命を守るために、ジャイアントロボを出撃させることもできない状況をどう打破するのか。

まずは車に発信器を付けるユニコーンと、ギロチン帝王の声を録音したオープンリールに盗聴器を仕掛けておくBF団の諜報合戦。
ジャイアントロボ 第9話
ジャイアントロボ 第9話

まぁ、地味というか。

さて、今回の物語の鍵を握るのが、このBF団員。
ジャイアントロボ 第9話
ジャイアントロボ 第9話

ドクトル・オーヴァがべらんめえ口調なので、そのやり取りが、特撮番組というより、時代劇かヤクザものかって雰囲気。
「おい若造、なんだその顔は!?」
「ドクトル、お願いです、弟を助けてやってください」
「弟がどうした?」
「あの人質の6万人の中にいるんです」
「そうかい、なるほど、貴様は気の毒な奴だ」
「では助けていただけるんですか」
「あぁあぁ、お前の働き具合では、考えてやろう」
ジャイアントロボ 第9話

つまり、団員は人間ってことなのかな?
それとも宇宙人だけど、人間のフリして生活してるってことか?

セリフだけ聞いてると、ドクトル・オーヴァは宇宙人なのかと疑いたくなる。そして極め付きがこのセリフだ。
「海底深く掘り下げた穴の中に、6万人の人質を隠してあろうとは、お釈迦様でも気が付くまい」
ジャイアントロボ 第9話

お前、いったい何者だよ?

さて、6万人の人質の行方も判らない状態で、電流怪獣スパーキィが空港を襲撃する。
そしてついに先の団員がBF団を裏切り、それをきっかけに6万人の人質は解放され、ジャイアントロボ出撃につながる。

まぁ、色々とツッコミどころのある回だった。
発信器を逆手に取り、ユニコーンを罠にはめたはずのドクトル・オーヴァだったが、CMが明けると、何故か小平の墓地でユニコーンと追いかけっこしてて、追い詰められてしまう。
ジャイアントロボ 第9話
ジャイアントロボ 第9話

さらにU3とU7に対して「燃料の続く限り捜索を続行しろ。最後まで勝負を捨てることは許されん!」と捜索を厳命しておきながら、空港が襲撃されると「二人はなにをやってるんだ」とイライラする支部長な。いくら連絡が取れないからといって、遊んでるワケでもないのに。
そしてスパーキィの最期だ。
ジャイアントロボにコンビナートと思しきところに投げられ大爆発。
ジャイアントロボ 第9話
ジャイアントロボ 第9話
ジャイアントロボ 第9話

その黒煙を見ながら「危ないところでした」って…おいっ!

ところで前半のサッカーの試合、全日本選抜とブラジルの戦いだった。
ジャイアントロボ 第9話
ジャイアントロボ 第9話

ちなみに裏切ったBF団員は撃たれてしまう。
U3とU7に人質のことだけを口にしていたが、弟はどうなった?と思ったが、U3もU7もそのことを知らない(知っているのはBF団と視聴者だけ)。
しかも最終的に彼がどうなったかは一切触れることなく終わってしまう。
傷は浅く、無事に弟と再会できたんだと、思いたい。



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ジャイアントロボ 第7話、第8話
第7話「敵は怪獣イカゲラス」
灯台にあるユニコーン機関の監視塔が突然、何者かに吹き飛ばされ暗号解読器が盗まれた。奪い返さんと出撃する大作少年たちは、BF団に変装して敵地へ乗り込んだ。だが、BF団も怪獣イカゲラスを使って挑戦。ヒレからは嵐のような風を巻き起こし、口からは溶解液を出して暴れるイカゲラスにジャイアントロボも手が出せない。がんばれジャイアントロボ!負けるな大作少年!

さて、灯台にカモフラージュされた暗号解読班の拠点から物語がスタートする。
ジャイアントロボ 第7話
ジャイアントロボ 第7話

ナレーションを引用しよう。
太平洋沿岸にあるこの灯台はただの灯台ではない。
この灯台の地下にはユニコーン日本支部の暗号解読班があった。
世界各地のユニコーン支部から送られてくる暗号無電をここで解読しているのである。
もしこの暗号解読器がBF団の手に渡れば、ユニコーンの秘密はすべて暴かれ、また世界中のユニコーン支部の隠れ場所が暴かれてしまうのである。
ジャイアントロボ 第7話
ジャイアントロボ 第7話

そしてスイス支部から緊急連絡が届く。
「BF団の襲撃を受けつつあり。敵の狙いは暗号解読器。我ら解読器を破壊し、全員最後の突撃を行う。世界の平和万歳。ユニコーン万歳」
ジャイアントロボ 第7話

なんというのか、最後のセリフを聞くと、まだまだ戦争の記憶は生々しい時代だったんかな?(少なくとも製作側にとって)。

怪獣に襲撃され、解読班は壊滅。
案の定、解読器は奪われてしまう。

破壊した灯台の隠れ家に盗聴器を仕掛けるスパイダーに、ニセの情報を流してBF団をおびき出そうというユニコーン…という具合に、今回のテーマは諜報合戦だ。
なのでロボとイカゲラスの激しいバトルの横で、解読器の争奪戦が行われるため、今回の巨大戦はどこか地味。

さて、そのイカゲラスだが、イカがモチーフなワリに、エイのようなシルエット。
ジャイアントロボ 第7話
ジャイアントロボ 第7話

溶解液を噴き出し、ロボの左腕を溶かすなど、かなりの強敵だった。

そんなロボの修理をユニコーンはあっさりと完了させてしまう。
みんなジャイアントロボがBF団由来だって忘れてないか?

さらにここ数話でなんか妙にスパイダーが活躍するなぁと思ってたら、今回でスパイダーは退場。
イカゲラスの攻撃の巻き添えを食って、泡になるというあまりにもあっけない最期だった。
ジャイアントロボ 第7話
ジャイアントロボ 第7話

その代わりじゃないが、ユニコーンには新キャラクターが登場する。
ジャイアントロボ 第7話
ジャイアントロボ 第7話

39か国の言葉がペラペラで暗号の専門家であるマリンちゃんだ。
昔にありがちな、いかにも「子供らしさ」でいっぱいのキャラクターだ。

さて、一か所気になったのは、車のハンドルの位置だ。
基本的には右ハンドルなんだが、ジャイアントロボに助けられたシーンだけは左ハンドル(二人の位置だけがおかしいのかもしれないが)。
ジャイアントロボ 第7話
ジャイアントロボ 第7話
ジャイアントロボ 第7話

今回も捕えられたU3。彼を見張るBF団員は今日もおサボりです。


第8話「両面怪獣ダブリオンの挑戦」
探検に出かけた少年たちが突然行方不明となり、知らせを受けたユニコーン機関の大作少年たちは直ちに捜索を開始するが、そこにはBF団の罠が待っていた。地球征服を狙うBF団は、またまた新しい怪獣を使って攻めてきた。二つの顔を持ち、一方の口からは火を、別の口からは油を吹いて狙った相手を一瞬にして火だるまにする恐るべき怪獣ダブリオンだ。がんばれジャイアントロボ!負けるな大作少年!

野には美しい花が咲き、空には小鳥がさえずっている。
だがある日、この静かな平和も破られようとしていた。
ジャイアントロボ 第8話

そんな大げさなナレーションで始まる今回は、まずは子供達の描写から。
三人の子供が、洞窟の探検を開始する。
ジャイアントロボ 第8話
リーダーの次郎くんは穂積ペペ!
ジャイアントロボ 第8話
とにかくみんな棒読み。
ジャイアントロボ 第8話

さて、その洞窟で彼らが見たものとは…
ジャイアントロボ 第8話
うん、怖い。
ジャイアントロボ 第8話


そんな頃、ヘリでパトロールに出たU3とU7。
彼らが見ていると思しき風景だが…
ジャイアントロボ 第8話
ジャイアントロボ 第8話

「ゴレンジャー」でも見た覚えがあるぞ、と思って、自分のblogを延々遡ってようやく発見。
秘密戦隊ゴレンジャー 第2話 印象的な道路だけど?
秘密戦隊ゴレンジャー 第2話 印象的な道路だけど?
秘密戦隊ゴレンジャー 第1話から第4話 | HOMEGROWN
秘密戦隊ゴレンジャー 第2話

あと、これに触れたサイトを。
金子光伸くん Forever and Ever
ロケ地
新宿と銀座

上記サイトで初めてそこが新宿だと知った。
東京もんじゃないんでね。

そんなパトロール中、二人はBF団に追われる男を助けた。
ジャイアントロボ 第8話
「BF団の行動が恐ろしくて、逃げ出してきたのです」
ジャイアントロボ 第8話

隻眼の男は、三人の子供たちの命が危ないと、知らせに来たのだ。
ジャイアントロボ 第8話
「でも本当かしら、もしかすると私たちを誘う罠かもしれないわ」
「しかしマリーちゃん、この人は追って来たBF団を殺してるんだよ、仲間を殺してまでそんなお芝居ができるかね。常識では考えられないことだね」
ジャイアントロボ 第8話

甘い!
甘いよ支部長!
三人の子供が消息不明だという情報を根拠に「マリーくんの疑問は解けたな」と言う支部長は、ちょっとどうかね?

まぁ、オチとしてはこの眼帯の男がBF団の新しい日本支局長ブラックダイヤだったというもの。
ジャイアントロボ 第8話
ジャイアントロボ 第8話

彼も、U3とU7を騙して敵地に乗り込ませたまでは良かった。
しかし鮮やかな銃の腕前で大作の腕時計型コントローラを破壊したものの、その腕時計が偽物というのはどこか可哀想だ。
まぁ、手抜きをせずに、きちんと確かめたらよかったという話なんだろうが、まぁ、これは主人公特権だからな、仕方ないよね。

さて、このブラックダイヤだが、初戦で大敗を喫し、ギロチン帝王の怒りを買ってしまう。
ジャイアントロボ 第8話
ボロボロのブラックダイヤに対してなのか、独り言なのか…
「愚か者め! このような場面は見とおない! おのれジャイアントロボめ、まだまだ手はある。今にきっと息の根を止めてくれよう」
ジャイアントロボ 第8話


今回は一時、洞窟でバトルをしているシーンがあるんだが、屋外でこのサイズのロボと怪獣が戦える洞窟って…って思うほど、展開や見た目優先で、細かい整合性なんて関係ないよね。
ジャイアントロボ 第8話
ジャイアントロボ 第8話
ジャイアントロボ 第8話



JUGEMテーマ:特撮



ジャイアントロボ 第5話から第6話
第5話「巨腕ガンガー」
腕の怪物・ガンガー登場。ユニコーンが発明した新しい金属Q.Q.V.を狙うBF団のスパイダーは、巨腕ガンガーに命令する。Q.Q.V.護送隊を狙え!大作・十郎を襲え!危うしU3!危うしU7!怒り狂ったガンガーは立ちはだかるジャイアントロボに向かってきた。

第3話、第4話とギロチン帝王とドクトル・オーヴァの会話から始まっていたのに、ジャイアントロボの登場でなんかテンションが下がるわぁ。
「地球はもはやギロチン帝王様のものでございます」ってセリフが聞きたい!
ジャイアントロボ 第5話
透明金属QQVの実験
ジャイアントロボ 第5話
この発明いただき!
ジャイアントロボ 第5話

さて、透明金属QQVの存在を知ったスパイダーは、早速設計図を奪うためにユニコーン基地へ侵入する。
ユニコーンの警備があまりにザルなので驚いたが、設計図が偽物ってところで「わざと」盗まれたんだと思っておこう。

そのスパイダーだが、第1話、第2話あたりはなんか敵側のカッコイイ系キャラクターかと思ったら、ドクトル・オーヴァが登場した第3話以降はちょっと可哀想なキャラクターになってしまった。
ジャイアントロボ 第5話
第3話ではぼやきながらのコスプレだったが、すっかり違和感がない。
ジャイアントロボ 第5話

しかし、悪の組織の一員なのに部下に「支局長」と呼ばれているのに違和感を覚える。
盗んだ設計図が偽物だと判ったときのリアクションが…
ジャイアントロボ 第5話
ジャイアントロボ 第5話

…完全に芸人。

さて、QQVの設計図を守るため、国防庁で会議が開かれる。
ジャイアントロボ 第5話
ジャイアントロボ 第5話

ジャイアントロボ 第5話
「我々としてはこのQQVの設計図を、ニューヨークの国連に預けることにしたのだが」
ジャイアントロボ 第5話

どう運ぶのか?というと…
ジャイアントロボ 第5話
「色々と検討した結果、浜松の航空基地から、空路をニューヨークへ飛ぶ方法を採ることに決定した」
ジャイアントロボ 第5話

浜松までの道のりが危険なので、囮作戦を採用。
二手に分かれて、浜松の航空基地を目指す。

しかしあっさりと捕縛されてしまうU7とU3。
結局、監視をサボってた団員のせいで二人は自由の身になり、形勢逆転。

まぁ、今回のBF団の敗因は、ジャイアントロボ奪還という目標を放棄してしまったことだ。
いや、放棄したというより、忘れたというか、元々BF団のものだったということがなかったことになってるだろ?

今回の敵怪獣/ロボットはその「巨腕」という名前だが、手のひらだけで、完全に出オチだ。
ジャイアントロボ 第5話
ジャイアントロボ 第5話
やっぱりこういうミニチュア特撮って好き。
ジャイアントロボ 第5話



第6話「忍者怪獣ドロゴン」
ある日突然、ジェット機が、潜水艦が、謎の怪獣に襲われた。地球征服を企むギロチン帝王が差し向けた忍者怪獣ドロゴンの仕業だったのだ。平和を願う大作少年たちを襲うドロゴン。平和会議場が危ない!飛べジャイアントロボ!がんばれ大作少年!だが、ドロゴンには恐ろしい奥の手があった・・・。


ジャイアントロボ 第6話
20世紀後半地球人類は大宇宙に向かってロケットを発進させ、そして地球上空には次々と人工衛星が打ち上げられて大気圏を回っていた。科学の進歩は目覚ましく、未知なるものは次第になくなってゆく。
だが、まだまだ科学の発展によっても解けない謎もあった。
ジャイアントロボ 第5話 ナレーションより

そんなナレーションによって始まる今回のストーリーは、ちょっとだけグローバルな物語だ。
ジャイアントロボ 第6話
ソルジア国
ジャイアントロボ 第6話
フレンコフ共和国
ジャイアントロボ 第6話

ギロチン帝王の策略でソルジア国とフレンコフ共和国の間は一触即発。
「やがて二つの国に戦争が起こる。その戦いの火は地球全土に広がり、地球は滅びるのだ。このギロチン帝王様が使った怪獣ドロゴンの仕業とも知らずに」
ジャイアントロボ 第6話
ジャイアントロボ 第6話
ジャイアントロボ 第6話

世界の平和を守るユニコーンとしては介入せざるを得ない。
U3曰く
「そこ(無人島にある秘密会議場)で世界中のユニコーン支部の幹部が集合し、ソルジア国とフレンコフ共和国とを仲直りさせるための重大会議が開かれるんだよ」
つまりそこを狙われたら、ユニコーンは致命的な打撃を受けることになる。

そこを襲撃されて…というお話だ。
ジャイアントロボ 第6話
ジャイアントロボ 第6話


冒頭のギロチン帝王の独り言のシーンで、ユニコーンの戦闘機を見つけるシーンがあった。
カナダ支部の支部長のアネックス・ロイドが乗っていたようだが、その後は偽物しか登場しない。
ジャイアントロボ 第6話
カナダ支部長
ジャイアントロボ 第6話

ギロチン帝王のセリフから、その戦闘機が襲撃され、偽物が送り込まれたようだが、彼の安否は不明なまま。
カナダ支部長のアネックス・ロイドの変装をしたスパイダーが会議場に爆弾を仕掛けようとするが…
ジャイアントロボ 第6話
ジャイアントロボ 第6話

まぁ、失敗するわな。

会議シーンのセリフで気になったのが一点だけ。
ジャイアントロボ 第6話
ジャイアントロボ 第6話

ソルジア国がカナダの隣国なの?


JUGEMテーマ:特撮



ジャイアントロボ 第3話から第4話
第3話「宇宙植物サタンローズ」
東京の町に巨大な化け物が現われた。その名はサタンローズ。日本征服を企むBF団が宇宙から運んできたのだ。全てを破壊してしまうサタンローズ!それを迎え撃つジャイアントロボ!しかし、宇宙から来たサタンローズにはジャイアントロボも対抗できない謎の力が備わっていた。ジャイアントロボの秘密兵器、レーザーロケットもメガトンパンチも歯が立たない。危うしジャイアントロボ!がんばれジャイアントロボ!

昔の特撮のフォーマットに則って、まずは敵側の作戦についての描写が。
「行け、ドクトル・オーヴァ。行って日本を侵略せよ。そして日本を地球征服の基地とするのだ」
ジャイアントロボ 第3話
「余は待っておるぞ。この地球を一日も早く我ら宇宙人のものとせよ」
ジャイアントロボ 第3話
「はっ。我に宇宙植物サタンローズある限り、ジャイアントロボ恐るるには足りません」
「うん」
「地球はもはやギロチン帝王様のものでございます」
ジャイアントロボ 第3話

前回まで出てたBF団のみなさんは地球人じゃないのか?

顔を銀色に塗ったドクトル・オーヴァを演じるのは安藤三男。
こういうの石橋雅史ってイメージだけど(時代が違うか)。

さて、メイクでいかにも宇宙人っぽい雰囲気をかもしだすドクトル・オーヴァだが、中途半端にべらんめえ口調で面白い。
誘拐した博士を見てスパイダーが「こんな老いぼれさらったところで何になる」と言うと
「スパイダー、おめぇもヤキが回ったな。これほどの植物学者は他にはいない。サタンローズを世に出すためにはどーしてもこの老いぼれが必要なんだ。今に判るさ」
ジャイアントロボ 第3話

誘拐した安井博士に向かって「安井さん」と話を始めるのでひっくり返りそうになった。
ジャイアントロボ 第3話
「お前さんにこれが判るかね」
「宇宙植物サタンローズ」
「さすが世に隠れた大学者だ。よーくお判りだ。化石となったサタンローズの種を甦らしてもらいたい」
ジャイアントロボ 第3話

あくまでも拒絶をする安井博士に対して、ドクトル・オーヴァは脳へ手術を施す。
ジャイアントロボ 第3話
ジャイアントロボ 第3話

改造された安井博士はサタンローズを蘇らせる実験を開始する。
巨大な丸鋸(宇宙ノコギリメス!)を使い、術後にスパイダーが「生き返ったぞ!」と驚くような手術であるにも関わらず、「ただこの手術の欠点は、効き目が短いしかもたないことだ」という重大な欠点が!
これは完全にラストで元に戻るという布石だろ。

この第3話では、呼び出しを受けてから、秘密基地に向かう過程が描かれる。
ジャイアントロボ 第3話
ジャイアントロボ 第3話

妙なところにポツンとある電話ボックスに入り込み、いずこかへ電話を掛ける。
ジャイアントロボ 第3話
"000"
ジャイアントロボ 第3話
「こちらU3、U7」
「ナポレオンの切り札は?」
「ダイヤの15」
ジャイアントロボ 第3話

電話を切ると、電話ボックスの床が沈み…
ジャイアントロボ 第3話
ジャイアントロボ 第3話

ユニコーンの秘密基地へ。
ジャイアントロボ 第3話
ジャイアントロボ 第3話

こういうギミック、面白いよね。
特別な玩具がなくても、気軽にマネが出来る。
…しかし、随分電話ボックスも姿を消したなぁ。

さて、ユニコーンのカナダ支部からドクトル・オーヴァなる人物が来日したとの知らせ。
そして祖父が姿を消したという少女と、大作と南が偶然出会う。
ジャイアントロボ 第3話
ジャイアントロボ 第3話

その祖父は宇宙植物の研究をしていたといい、現れた資料には「サタンローズの研究」と書かれている。
ジャイアントロボ 第3話
ジャイアントロボ 第3話

サタンローズに懐疑的だったスパイダー。
「そんなもんすかね。俺にはとてもジャイアントロボに対抗できるとは思えねぇ」
「馬鹿者、サタンローズはとめどなく成長し、地球を破壊しつくすまで永久に活動を止めないのだ!」
ジャイアントロボ 第3話

だが、上司の命令とあれば嫌々ながらも業者に化けてサタンローズの鉢植えを飲食店に配送する。
ジャイアントロボ 第3話
ジャイアントロボ 第3話

手術の効果が切れ正気に戻った博士に、ドクトル・オーヴァのセリフがまたイイ!
「その恐ろしいことを、お前がやったのだ! どうだ、ついでにこの化石も蘇らせてしまえ」
ジャイアントロボ 第3話


そしてついにBF団の宣戦布告が!
ジャイアントロボ 第3話
「全国津々浦の日本人に告ぐ、即刻BF団に降伏せよ」
「貴様は何者だ」
「私はBF団大幹部、ドクトル・オーヴァだ! 今から面白いものを見せてやる」
ジャイアントロボ 第3話

全国に向けて放送しているにも関わらず、会話を始める東支部長とドクトル・オーヴァの二人。

ドクトル・オーヴァの言葉とは裏腹に案外あっさりと敗北するサタンローズ。
ラストにギロチン帝王の捨て台詞。
「こしゃくな奴らめ。だがまだまだ手はある。見えてろ、必ずやジャイアントロボをたたき伏せてくれよう」
ジャイアントロボ 第3話

奪還から破壊へ方向転換か?
素早いぞ。


第4話「妖獣ライゴン」
何もなかったアラビアの砂漠に突如として謎のピラミッドが出現、その中から巨大な怪獣が現われた。その名は妖獣ライゴン。地球征服を目指すBF団が、アラブの石油資源を破壊し尽くそうとこの怪獣を創り上げたのだ。ユニコーン機関アラブ支部の支援に急遽派遣された大作たちとジャイアントロボは、怪獣に決死の戦いを挑む。しかし、ライゴンには意外な秘密兵器・ウルトラドリルがあった。危うしジャイアントロボ!がんばれジャイアントロボ!

ジャイアントロボ 第4話
「行け、ドクトル・オーヴァ。行ってアラビアを侵略せよ。石油エネルギーを一滴残らず燃やし尽くすのだ」
「余は待っておるぞ、この地球を一日も早く我ら宇宙人のものとせよ!」
「はっ、我に新兵器(?)ライゴンある限り、ジャイアントロボ恐るるに足りません。」
「地球はもはやギロチン帝王様のものでございます」
ジャイアントロボ 第4話

あ、あれ…
デジャヴ?
まさか、毎回このパターンでいくのか?
「どうだ、まだ決心がつかんのか? 石油ボーリング技師にすぎないお前の腕を、私は誰よりも高く買おうと言ってるのだぞ」
「もう一度聞こう、ウルトラドリルの技術を提供するか、それとも…」
ジャイアントロボ 第4話

ドクトル・オーヴァが石油採掘の技術を手に入れようとしているようだ。
ナレーション曰く、
ジャイアントロボ 第4話
かくて中近東の油田を次々と襲った謎の破壊は、各地で石油価格の異常な値上がりを呼び、世界経済はまさに大混乱に陥らんとしていた。


さて、ドクトル・オーヴァによって連れ去られた日本人技師というのが、U5の兄だ。
ジャイアントロボ 第4話
ジャイアントロボ 第4話

「よし、兄さんの弔い合戦だ、頑張ってこいよ」とあっさり"弔い"と口にする支部長はデリカシーがない。

今回のBF団の敗因は、警備がザルであっさり侵入できてしまうピラミッドを拠点としたことだろう。
ジャイアントロボ 第4話
外観
ジャイアントロボ 第4話
ジャイアントロボ 第4話
内部
ジャイアントロボ 第4話

そして自慢のライゴン自体が秘密基地であったことだ。
ジャイアントロボ 第4話
しかしデカいな。
ジャイアントロボ 第4話

結局、そこにすべてが集約されているわりにはやはり警備がザルであっさりと大作の侵入を許し、時限爆弾を仕掛けられ…

さて、今回は日本でお留守番だったスパイダー。
日本支局長として華々しくデビューを飾ったものの、ドクトル・オーヴァの登場によって第3話にして雑魚キャラ化。
アラブに向かうU3とU5の乗る飛行機に時限爆弾を仕掛けるが失敗。
ジャイアントロボ 第4話
「なんて俺は運が悪いんだ! またしてもあのガキが…」
ジャイアントロボ 第4話

運のせいにする時点でもうダメじゃないか?

アラビアの人たちと思われるが、茶色く塗ってるだけってのは、どうなんだ?
ジャイアントロボ 第4話
アラブの支部長…の偽物
ジャイアントロボ 第4話
こちらが本物の支部長
ジャイアントロボ 第4話


兄を案じて侵入したものの捕えられてしまうU5。
U5が単身ホテルを出たことに気づいた大作は、彼女を追跡。

で、何故か裸で眠るU3な。
ジャイアントロボ 第4話
ジャイアントロボ 第4話


そして今回もあの合言葉が出てくる。
「ナポレオンの切り札は?」
「ダイヤの15」
ジャイアントロボ 第4話



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ジャイアントロボ 第1話から第2話
「5年3組魔法組」以降どうしようかと思って、「ジャイアントロボ」をチョイスしたものの、既に12話。
まとめてアップしていこうかと思う。

第1話「大海獣ダコラー」
洋上で大海獣ダコラーに襲われた草間大作少年と南十郎が流れ着いた謎の孤島は、地球征服を企むBF団の基地となっていた。内部に忍び込んだ二人は偶然にも鉄巨人・ジャイアントロボを発見する。開発者のドクトル・ガルチュワは、ロボを悪用されることを恐れて爆破を試みるが失敗して死亡。無傷で残ったロボは大作少年の声を記憶し、彼の命令で動く正義のロボットとなった。そして、東京を襲う大海獣ダコラーを、ユニコーン機関日本支部の隊員となるU7こと大作少年とジャイアントロボが迎え撃つ!

いきなりギロチン帝王と名乗る宇宙人の襲来!
ジャイアントロボ 第1話
宇宙円盤
ジャイアントロボ 第1話
ギロチン帝王
ジャイアントロボ 第1話

…かと思ったら、とっとと海に消えてしまい、人々から忘れられるという、急展開にただただ呆然。

そしてどれくらいが経ったか判らないが、船が襲撃される事件が続発する。
新聞記者を名乗る南十郎と草間大作少年が乗る船が、巨大な怪物に襲撃される。
ジャイアントロボ 第1話
煙草を海へポイッってのは時代だよな。
ジャイアントロボ 第1話

そして二人がとある島に流れ着くと…

島に着いたとたんにBF団という組織の存在が明らかにされ、ジャイアントロボを作った博士の登場とか、凄い勢いで展開していく。
多少の省略や飛躍は、漫画などで育った人間なら自動で補完できるだろってくらいの勢いじゃないかと。
BF団だけならまだしも、いわゆる正義の味方の組織であるユニコーンにも説明はなし。
序盤で宇宙円盤に対処した組織がユニコーンだったらよかったんじゃないかと、見終わってから思った。
ギロチン帝王の存在を知ったことによってユニコーンが組織されたと取れなくもないけど、ファーストコンタクトから船の事件までの時間経過が判らないからなぁ。
「太平洋の海中に沈んだ宇宙円盤はそのまま姿を現さず、人々に忘れ去られたまま、月日が過ぎていった。それから数か月後、太平洋上で次々と船が沈む怪事件が起こった」
というナレーションだが、「それから数か月後」はどこにかかってるんだろう?

いわゆる「正義の味方」であるところのユニコーンと、「悪の組織」であるところのBF団それぞれの存在と、主人公がロボットを得る。この三つが見てる人に理解されればいいということかな。

ジャイアントロボの最初の起動のシーンで、大作が「原子爆弾の放射能で電子頭脳が働きだしたのかもしれません」と発言している。
ジャイアントロボ 第1話
ジャイアントロボ 第1話

70年代あたりまで、子供向け番組では、原子爆弾とか水爆とかがやたらと出てきたような気がする。結構軽く口にしてるよね。

そういえば特撮でもアニメでも、博士って見なくなったな(そもそもロボットアニメが…)。
ジャイアントロボ 第1話ジャイアントロボ 第1話
ドクトル・ガルチュア
ジャイアントロボ 第1話

さて、ジャイアントロボはそもそもギロチン帝王が地球征服のために作らせたものだが、最初の数話だけで、みんなそのことをすっかり忘れてしまう。

さて、今回で「ザ・カゲスター」第12話で使われたシーンがようやく確認できた。
ジャイアントロボ 第1話
ジャイアントロボ 第1話

これだけでも見た価値はある。

おっと、ダコラーを忘れてた。
ジャイアントロボ 第1話
ジャイアントロボ 第1話
ジャイアントロボ 第1話

ダコラーは第11話で再登場する。

スパイダーも忘れちゃいけないね。
ジャイアントロボ 第1話
ジャイアントロボ 第1話



第2話「大魔球グローバー」
東京郊外に安置されたジャイアントロボの耐熱テストが行われた。結果は3000度に耐える物凄さ。かくて今日から大作少年はユニコーン機関の一員となった。その頃、箱根の山に落ちた流星の中から、大魔球グローバーが出現、大作少年はU3とともに初出動を命ぜられる。グローバーはギロチン帝王の命を受けてジャイアントロボの奪回を図っていた。ロボ危うし!

こういう懐かしいドラマで目を惹くのは、当時ならではの描写だろう。
序盤で建物がいくつか登場するが、木造なんだが、もう既に見かけることのほとんどないタイプだ。
ジャイアントロボ 第2話
ジャイアントロボ 第2話
ジャイアントロボ 第2話
ジャイアントロボ 第2話

浴衣の人が多いのは、箱根だからか?
ジャイアントロボ 第2話
ジャイアントロボ 第2話
ジャイアントロボ 第2話

こうして見ると、「5年3組魔法組」でのカンザブローの回想シーンにも説得力を感じてしまうなぁ。
さて、前回が大作とジャイアントロボの出会い(とギロチン帝王の侵略開始)を描いたストーリーなら、今回は大作のユニコーン加入とジャイアントロボの性能評価だろう。
3000度の高熱に耐え、マッハ17で空を飛ぶシーンが登場する。

ジャイアントロボを奪還しようとするBF団が「逆探知」でジャイアントロボを追おうと試みるが、マッハ17で空を飛ぶために「逆探知」できないという。
そもそも「逆探知」ってなんだよ?とか、突っ込まずにはいられない!

さて、冒頭に起きた隕石の墜落事故だが、そこから巨大なロボットが現れる。
それこそがジャイアントロボを奪還するためにギロチン帝王によって送り込まれた「グローバー」だ。

グローバーは山頂で球体に変形し、市街地に向かって転がりだす。
ジャイアントロボ 第2話
ジャイアントロボ 第2話

逃げ惑う人々…なのはいいが、こおりに風呂敷包みってのは、やっぱり時代なの?
ジャイアントロボ 第2話
ジャイアントロボ 第2話

ただこういった番組の描写って時々いい加減だからなぁ。
ジャイアントロボ 第2話
ジャイアントロボ 第2話

ラストはジャイアントロボがグローバーを投げ、BF団が乗り込んだ車にぶつけて「やった、ジャイアントロボが勝った!」と歓喜。
なんか怖い。


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