|
評価:
---
東映ビデオ
¥ 6,321
(2004-10-21)
|
第29話「超能力刑事の急襲」
デンジレッド/赤城の幼なじみであるフランス警察の特捜刑事・ポール伊崎が来日し、デンジランドの秘密に迫るお話。
ポール伊崎はバトルフランスを演じた倉地雄平(現在は倉知成満)。
ポラロイドカメラを使った念写によって捜査を行う刑事である彼は、最近しきりとひとつのイメージを見るという。
そしてそれがデンジランドである…というものだ。
赤城によってデンジランドに連れられた伊崎は、そこでデンジ星の歴史、デンジ姫の物語(劇場版のお話ね)を聞かされる。
どうやらデンジ星人の末裔らしい伊崎だが、あっさりとベーダーに拉致され、洗脳されてしまう。
洗脳というある意味直接的な手段に出るベーダーもなかなか怖い。
第30話「消えた盗んだ出た」
刑事の次は泥棒。
その泥棒サブを演じる山田隆夫は、これが「サンバルカン」につながったのかね?
サブが泥棒に入った屋敷では、ベーダーが小判を手に入れる実験をしているのを目撃し、ベーダーに追われることに。
さらにそれを助けたデンジレッド/赤城は、何故ベーダーに追跡されるのか突き止めようと、サブを追う。
で、ベーダーが何を確認してたかというと、「黄金の通路」と呼ばれる不思議な空間だ。
四次元の入り口というものの先に、黄金を隠したというのだが、戦闘の最中にその入り口は消えてしまう。
サブはそんな四次元空間に閉じ込められてしまう。
サブたちは友達の由香利ちゃんの入院費と手術費用を捻出するために、泥棒をしているというのだ。
由香利を前に一度は「天使の奇蹟」だと誤魔化した赤城だが、きちんと「奇蹟は一度しか起こらない」「一度の奇蹟なら、彼女も信じてくれる」と諭すのはさすがだな。
元々は善意とはいえ、泥棒は犯罪だ。最後はきちんと服役するシーンでシメというのも、悪くない。
由香利ちゃんを演じたのは成瀬静江という人。どうやら「燃えろアタック」にデンジ姫を演じた舟倉たまき(舟倉由佑子)と出演していたようだ。
なかなかカワイイとは思うが、ぱっとしかったんだろうな。あまり情報がない(島村美妃と改名したとか?)。
今回はやたらと流用BGMが目立ってた。「バトルフィーバーJ」でも多用された「超神ビビューン」の「大魔王総攻撃」なんかは好きな曲だ。
第31話「魔法使い秘術合戦」
さて、今回は二代目引田天功になる前の朝風まり、父親役には「ゴレンジャー」の江戸川総司令が登場する。
病気で半年あまり入院していた手品師、朝風天山は、娘まりとともに復帰公演を行っていた。
朝風親子とサーカス時代に生活をともにしていたデンジブルー/青梅は、その楽屋を訪ねていた。
で、何故手品をする怪人が耳をモチーフにしているんだろう?
そのミミラーの人間態は、手品師というよりもクラウンだが…
ベーダーの怪人、ミミラーは朝風を使ってデンジブルーの胴切ショーをやらせようというのだ。
朝風はそれを拒否。その結果、脱出マジックの練習を妨害され、朝風は命を失ってしまう。
子供たちに手品を見せるために全国を回ろうとしていた父の遺志を受け継ぎ手品師になることを決意した朝風まり…なのはいいが、このあたりの展開の早さはさすがだ。
手品を披露する朝風まりの手さばきはさすがの一言。
しかしその風貌は、まるでイマドキの萌え系アイドルさながら。
電子戦隊デンジマン 第31話
今回のベーダーの失策は、ミクロ化して付きまとったワリに、監視を怠ったということだな。
ところどころで流れた歌は、朝風まりの「ザ・マジック」だな。
第32話「地獄の大銃撃戦」
ヘドリアン女王からのビデオレターという衝撃の宣戦布告には笑いがこみ上げる。
電子戦隊デンジマン 第32話
今回はデンジイエロー/黄山が開発した新しい銃と、ベーダー怪人ダートラーの銃の対決がメインストーリー。
しかし1回戦目は、防弾チョッキを着たデンジグリーン/緑川の死んだフリで、デンジマン側の勝利。
そして再戦の際には、スイミングスクールのバスを奪い人質にするが…
今回は、ストーリーそのものよりも、ダートラーによる射撃や、戦闘シーンに時間を多く割いていたようだな。
ピンクがバギーの銃で援護射撃をしたりというのも、珍しい映像ではないかと。
死んだフリをしたことについて、デンジグリーン/緑川が、「お前達を信用させるために、ガールフレンドまで騙すハメになったんだからな」という衝撃発言。
えっ!? チーコはガールフレンドだったのか?(ストレートに女の子の友達ってだけ?)
相変わらずデンジピンク/桃井あきらが豪快にパンチラしてたが、このスカートの短さからいって、完全に見せるためのもの(見えてもいいもの)ではないかと思ったり。
前回から子供たちがデンジマンTシャツを着ているのが気になるな。
電子戦隊デンジマン 第32話