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評価:
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メディアファクトリー
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(2009-03-25)
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第19話「襲撃のメロディ」
地球4大コネクションのひとつオメガコネクションとバイキングコネクションとの取引から、物語は始まる。
ただオメガコネクションの男がどう見ても地球人には見えないんだが…
と、ここで行われた取引というのが、麻薬の取引。
当然のことながら各コネクションの資金源となっている設定だ。
その取引を土星のサターンコネクションが襲撃し、ヤクも金塊も奪ってしまう。
「1920年代のシカゴからちーっとも変わってませんねぇ」というボヤキも、判らないでもない。
アステロイド最大のコンツェルン『ビーゴ産業』の元会長でアステロイド経済界の影のボスと言われるジャン・ビーゴが依頼主。
一緒にサターンコネクションを襲撃し、金塊を強奪するのが依頼。
まぁ、ジャン・ビーゴのシメのセリフもなんだかカッコイイけれど、ただの盗人。
いくらコネクションの金が罪もない人々から巻き上げたものだとはいえ、それを奪って自分のものとするのは、そのコネクションと同列だろうに。
ジャン・ビーゴの昔話も納得できなくはないが、今回の金塊はお前が奪われたものではないだろうに。
うーん、ちょっと微妙なお話でした。
第20話「蘇った復讐鬼」
J9への復讐のために観光船を襲撃する男。
正体は第7話でブライガーに撃墜されたビーナスコネクションの男、シュミット・ゲーリン。
サイボーグ化して復讐にやって来た…のはいいが、そこまでするのにビーナスコネクションは彼一人にやらせるんだな。
人質となり命の危険のあるポンチョから2000万ボールの救出依頼を取り付けるあたり、ポンチョはあくまでもビジネスパートナーってことですか?
復讐の鬼ゲーリンの作戦も、最終的には全てアイザックにお見通し。隙を突くどころか、正面から一騎打ち。
最期は首だけになり…
最初は観光船を襲撃するという手段を選ばないカンジだったのに… なんだか可哀想だ。
第21話「誓いのWネック」
アイキャッチなどなどでダブルネックギターを構える姿を披露していたキッドだったが、ようやく演奏シーンが登場。
演奏していたのは番組オープニングテーマ(のギターパートを引っこ抜いたもの)。
うーん… 凄腕ガンマンで、ギタリストであり、さらにギターまでもハンドメイドで作ってしまうというのは、微妙な設定だな。
キッドのかつてのバンド仲間ロニー・ペイジは「レイダース」なるバンドを組んで、宇宙難民救済のためのチャリティをやっているという。
地球4大コネクションの一つオメガコネクションはロニーの妹を人質に取り、その収益金を手に入れようとしている。
で、オメガコネクションのトニー・ボロンテは言ってみれば不肖の息子。
優秀な兄がいるようで、今回の話は抑圧された弟の火遊びってところ。
しかし、ここでまさかのブライカノンの再登場!
いやー、絶対に二度と使わないと思ってたんだけどなぁ。
ブライガーとボロンテのロボットのバトルのラストにクラシックがかかったりして、「あれ?レイダースの演奏シーンはなしかい」と思ったら、ラストにまさかのオープニングテーマを演奏するレイダースにビックリ!
でもギターソロはカッコイイね。