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評価:
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メディアファクトリー
¥ 198,000
(2009-03-25)
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第26話「もいちどブルース」
これでもかと化粧品を買うお町をバカにするキッドだったが、中古レコード入荷の報せを受けて飛び出していく…というのは、個人的には笑えないな。
よーく理解できるだけに、笑えないな。
今回の依頼主は、カイナミ・ミエという女性。宇宙海運業を牛耳るタッカー・カイナミの孫である。
会社乗っ取りを企む副社長のバックフェラーは、たっカーの手術をする医者を監禁し、ミエに結婚を迫る。
しかしどうやらバックフェラーのバックには、カーメンカーメンが…
複数のコネクションが乱立していたが、いつの間にかヌビアコネクションがかなりの勢力となっているようだ。
第27話、第28話 「カルナバルの嵐 前編/後編」
いきなり山形ユキオの「太陽の子ら」から始まる初の前後編。
年に一度のアステロイド・カルナバルだそうで。
「星影のララバイ」と交互に流れるね。
今回の依頼はミゲルという少年の父親探し。
父親は有名な音楽プロデューサーだといい、毎週の届く手紙が届かなかったため、太陽系のミュージシャンが集まるカルナバルで見つかるのではないかというのが依頼だ。
同時に、複数の音楽プロデューサーが殺されるという事件が発生している。
お町は出会った男ロコとイイカンジ。
一方でアイザックたちは目論見が外れ、ミゲルの父親の死を知る。
しかしそれはミゲルの父親ではなく、コネクションの実力者だった…という手の込んだもの。
しかもこれまでに殺された音楽プロデューサーも、全て偽名のコネクションの実力者であった。
つまりはコネクション同士の抗争か。
まぁ、お町とイイカンジになったロコが一連の殺人を実行した殺し屋だったとかってのは驚くほどではないが、それが依頼人ミゲルの父ペレス・ロドリゲスだったってのは、ちょっとな。
フツーに命が狙われるところを救われたりってのを想像してたもんで。
この前後編を通して一番の目玉はやはりお町とロコのベッドシーンだろうか。
時代とか放送時間帯とか考えると、なかなかキワドイ描写だったのではないかと思ったり、思わなかったり。
とりあえず宇宙の各コネクションがヌビアコネクションに対抗しようとしているようで、ヌビアの勢力拡大がうかがい知れるストーリーだった。