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評価:
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メディアファクトリー
¥ 198,000
(2009-03-25)
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第32話「祈りの銀河」
地球の四大コネクションのうち、ボルガとレッドドラゴンが壊滅し、残るはヌビアとオメガ。
オメガコネクションといえば、第21話「誓いのダブルネック」で登場し、J9によってメカごと破壊され死んだトニー・ボロンテ。
そのトニーの兄、ボブ・ボロンテがJ9に復讐をしようという話。
ヌビアコネクションは、ボブに誤って襲撃された少年の復讐でさえ勢力拡大に利用しようとする。
さらにポンチョは、ヌビアにもコネクションを持ち、情報を得ているという。
それが今回利用され、悲劇を呼び込むのだが…
第33話「金環食に別れ歌」
さらにヌビアが間接的にではあるが、アステロイドへ攻勢をかける。
地球の暴走族を取り仕切るバーノン・アリに扇動され、アステロイドの暴走族がアステロイドの警察署を次々に襲撃。
当然のことながら、バーノン・アリはヌビアの人間だ。
これとて、ヌビアの勢力拡大の一手なワケだ。
警察署が次々と襲撃される中、レギュラーキャラクターだったグラターノも絶命するという、衝撃の展開!
さらにはマカローネ署長まで…
いきなり賑やかしとはいえ、主要なキャラクターが二人の死ぬというのはビックリだ。
第34話「その名はカーメン」
木星の開発局からの依頼。
依頼主はお町の父。だが娘がJ9にいることを知らない。
回想シーンで、お町の本名が町子だと判明する…が、どーでもいいか。
木星開発局とヌビアコネクションの会見の護衛とカーメンカーメンの大アトゥーム計画の情報収集がJ9の仕事だ。
カーメンカーメンは、もはや一コネクションのボスというより王か教祖だ。
大アトゥーム計画も全貌が明らかになる。
木星を破壊し、36個の地球型惑星を作るというものだ。
ガリレオコネクションを壊滅させれば、木星が手に入るってことか。
「ダイソン環天体の構想」というのが出てくるが、一応は
本当にあった話のようだね。
要するに世界を創造しようってことだろ?
スケールのデカさが尋常じゃないな。
第35話、第36話「水星大抗争 前編/後編」
ストーリーはヌビアコネクションとオメガコネクションの抗争だけでなく、大アトゥーム計画に使用される兵器の争奪戦でもある。
その兵器を作ったのは水星にある兵器ギルド。いわゆる死の商人だな。
各コネクションに武器を売りさばいていたという彼らだが、抗争の舞台となり、慌ててJ9に助けを求める。
「それは、あなた方が今までやってきたことの、報いだとは思いませんか?」
そういうアイザックの指摘ももっともだ。
後編でもエドモンドに同様のことを言われている。
両コネクションの抗争にまぎれて、カーメン、ボロンテの暗殺を謀ったJ9だったが、結局カーメンの手の上で踊らされていただけ…
どんなに頑張っても、結局はヌビアに利することになるというのはな。
大アトゥーム計画阻止のため、J9がヌビアの戦艦を追う…というところで「つづく」か!
残るはあと三話。
盛り上がってきたぜ。