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評価:
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メディアファクトリー
¥ 198,000
(2009-03-25)
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サブタイトル自体は全然違うんだけど、それぞれ前編、中篇、後編と付けられた最終三部作。
木星を破壊し、新しい惑星を創造し、ヌビアに従う者たちだけを導くというカーメンカーメンの大アトゥーム計画。
いつしか戦いはヌビアを頂点とするコネクションの勢力と、J9を中心に結束した地球連邦政府、水星の兵器ギルド、ラスプーチンら貨物船野郎たちの二大勢力の衝突となっていく。
エドモンドによる保護スクリーン作戦を決行するため、一旦はコネクションに屈した各惑星の開発局も反乱を起こす。
まぁ、さすがにラストは随分駆け足に感じるな。
前編で舞台を整え、保護スクリーン作戦を解説する中篇と、ワリとじっくりと描いていったのに、最終話が…
リアルタイムで週イチで見てるワケじゃないから、そう感じるんだろうけど…
結局、カーメンカーメンは木星の爆発とともに死に、ヌビアの民とやらは木星を通過し外宇宙へ向かっているという。
ヌビアの民が外宇宙に出るということそのものについては、木星の爆発からどうやって身を守るのかと考えると、それほど不思議じゃないと思うな。
とはいえ、その辺りの説明がないまま、木星爆発から保護スクリーン作戦成功とか、いきなりフライバイの説明とか、ビックリしたけど、まぁ、この辺りの性急なカンジは昔のアニメならではか。
一番「昔のアニメらしい」のは、最後の最後でキッドが視聴者に向けて(カメラ目線で)「ABAYO、イエイ!」とやるシーン。
まぁ、「みんな一年間応援ありがとう」とかやらなかっただけ…
でも、面白かったわ。
確かに作画が残念だったけど(オープニングの半分くらいの画力があれば、もう少し…)、それを補って余りあるストーリーだったと思う。
ケイブンシャの「(58)ヒーローマシーン必殺技大百科」に載ってなかったもんなぁ。
観てなくても「ゲッターロボ」とかはよーく知ってるもんなぁ、載ってたから。