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評価:
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メディアファクトリー
¥ 159,800
(2009-03-25)
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第10話「ラーナ星の陰謀」
「誰にでも、話したくないことや、触れられたくないことってあるものよ」というライラのお話。
スリーJが情報収集のために雇った少年達が、ケイ・マローンに襲撃される。
少年が遺した言葉は「ノエル・ノーチェ」。
そして600年続く新太陽系紀元祭に参加するアーウィン14世、プリンス・ゴーショの護衛を命ぜられた烈風隊。
その祭が行われるのが、ノエル・ノーチェが領事を務めるラーナ星(奈良か!)。
ケイ・マローンは、外宇宙の脅威から人類の未来を守るには優柔不断なバクーフではなく、ゴーショ家を中心とする新しい組織を作るんだ、と考えている。
見知らぬ宇宙人の餌食になる前に、正義の倒バクーフ運動を展開すべきだと、ケイ・マローンはノエル・ノーチェに協力を求めていたようだ。
いやー、なんつーか、面倒な展開だね。
バクーフも反バクーフも、向いてる先は同じはずなんだが、手段が違うんだな。
今のところ、反バクーフを悪く見えるように描いているが、今後どうなるかね?
で、ライラがゴーショ家の血筋であることが判明するんだが、それがどうつながってくるか…
第11話「怒れ狼」
外宇宙の脅威によるバクーフの弱体化で、多くの惑星の治安が悪化。
そのため多くの移民団がキョーラーク星へ訪れている。
モーリ・アーウィンは特別警護隊である銀河烈風隊とは別に、スクランブルパトロール(スクランブルポリス)を結成する。
隊長のゲルバ・ゾルバは烈風隊を敵視し、野良犬扱い。
移民団を装う新惑星系の組織を叩き潰そうと、スクランブルパトロールが出撃。
ビリーたちと知り合った移民団が襲撃される。
さらにケイ・マローンの配下であるシラヌイ残党のジル・クロードがプリンス・ゴーショを狙ってドラゴン・ゲートを襲撃。
しかしそのおかげで、移民団襲撃は中断。
ゲルバ・ゾルバは佐々木只三郎が、スクランブルパトロールは京都見廻組がモデルらしい。
…が、いかんせん京都見廻組のネタといったら坂本竜馬暗殺くらい。
まぁ、幕末がモデルだからな。やり方の問題こそあれ、基本的に多くの登場人物はこの世界を守ろうという気概の持ち主なワケで。
野良犬に対抗心むき出しで、それ以外には何もないゲルバ・ゾルバがレアケースなカンジだな。
相変わらずロボ戦はつけたしというか、申し訳程度というか、スパイダーマンのレオパルドン風というか…