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以前は色々とあったけど、最近はyoutubeで特撮見た話ばっかりです。
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ゴーカイジャーより後の戦隊の分や、ライダーシリーズでも実現して欲しいな。特にライダーはディケイドのおまけでやっつけ仕事だったから特に。
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本多勝一「日本語の作文技術」
なんとも評価しがたい本だわ。
作文技術としては、まぁ、評価できる部分もあるんだけど、そこかしこに挟み込まれている自己主張がなんとも…

「アメリカ合衆国」を「アメリカ合州国」と書いたり、数字の桁区切りを「10,000」ではなく「1、0000」としたり。
この辺りは完全に好みの問題といえなくもないが…

最初に引っかかったのがこの一文。
朝日新聞からの引用。
二日未明、東京都三鷹市のマンションで、部屋に充満していたプロパンガスが爆発して四人が重傷、三十二人が飛び散ったガラスの破片などで一−二週間のけがをした。
本多勝一「日本語の作文技術」29ページ

たしかに判りやすいかと言われると、明解な文章とは言い難い。
で、この文章を判りやすく構成しなおすのだが、そのポイントが二つ。

(1)三二人(なぜか"十"が削られている)のけがの原因が判りにくいため、文中での順序を変更する。
(2)重傷となった四人のけがの原因が記載されていないこと。

特に(2)については、
(前略)重傷の四人は何によるのかわからない。爆風ということも考えられるが、はやりガラスの破片もあるだろう。「ガラスの破片など」というのだから、いろいろあるようだ。となると「ガラスの破片などで」は重傷者をも修飾すべきであろう。
本多勝一「日本語の作文技術」30ページ(傍点部分はstrongタグで処理)

ダメでしょう、これ。
勿論、実際の爆発現場に居合わせたワケではないので、重傷の原因がなんだったかは判断できない。勿論、ガラスの破片などであった可能性も否定はできないが、この記事の一文からはそれをうかがい知ることは出来ない。

……プロパンガスが爆発して、飛び散ったガラスの破片などで四人が重傷、三二人が一−二週間のけがをした。
本多勝一「日本語の作文技術」30ページ


この改変によって確かに重傷やけがの原因が明確になった。しかし、重傷の原因が本当にガラスの破片などかどうかについては僕は疑問が残る。
この「ガラスの破片」は、爆発や爆風によって窓ガラスが割れたのだと想像できる。
勿論、これは重傷の原因がガラスの破片などで起きたものだと判断するのと同様に妄想と言えなくもない。だが、重傷の原因をガラスの破片などに求めるよりは自然だ(と個人的には思う)。

上記の改変の前に、もう一段階前の改変が登場する。
……四人が重傷、飛び散ったガラスの破片などで、三二人が一−二週間のけがをした。
本多勝一「日本語の作文技術」30ページ(傍点部分はstrongタグで処理)

ここで留めておいて、重傷の原因を明確にしろ、と文句を書くだけでよかったと思う。

あとは係助詞の「ハ」で出てくるサンプル。
(チ)BにはAはCがない。

という一文が、普通の分として最もよい。
本多勝一「日本語の作文技術」166ページ(括弧チは丸にチ)

「には」と「は」が重なるのがどーも「よい」とは思えない。


この著者、どうも他人の文章にケチをつけずにはいられない。
後半に「無神経な文章」とページを割いている。
大半、言ってることに同意したくなることも多い。
しかし、ツッコミの大半が
たとえば「……とAさんは唇を噛んだ」と書くとき、Aさんは本当にクチビルを歯でギュッとやっていただろうか。
本多勝一「日本語の作文技術」203ページ

という調子だ。
「えんぴつなめなめ」に対しても「本当に『えんぴつ』だったか」とか「本当に『なめなめ』書いたか」とかみつく。でもそれってきっと慣用句的な使い方だろう?と思うんだけど。「サルも木から落ちる」と言った人に「本当にサルが落ちたのか?」と突っかかっても無意味だと思うのと同じくらいの指摘だったりすると思うな。
そうした表現自体が陳腐だというのには同意するが、そうであるならばもう少し気の利いた指摘をすべきだ。くだらないツッコミは、僕みたいなくだらないツッコミを呼び込むだけだ。

「、」の打ち方については、その分析なんかも含めて結構面白いというか、ためになる。意識すればより判りやすい文章に改善できるポイントであることは間違いない。

やはり著者の(どちらかというと)くだらない自己主張のために評価を下げざるを得ないという部分がもったいない。
もう少し判りやすい説明の仕方が出来るだろう?とか思うけどね。


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