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読書と特撮と子どものことと、愚痴を書いたblogです。
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C.S.ルイス 土屋京子訳 「ナルニア国物語4 カスピアン王子」
 

先日、娘に瀬田版の「ライオンと魔女」を貸した。土屋版とどちらにしようかと悩んだ結果、瀬田版を渡したんだけど、やっぱりこの新訳は大人向けなんじゃないかと、その時強く思った。
例えば冒頭の部分を並べてみると…
むかし、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーというきょうだいがいた。四人がどんなにすばらしい冒険をしたかは、『ライオンと魔女と衣装だんす』という本に書いてある。子どもたちは魔法の衣装だんすの扉を開け、わたしたちの世界とはまったく異なる世界に足を踏み入れた。その異世界で、四人の子どもたちは王や女王となり、長い歳月にわたってナルニアという国を治めた。
土屋京子 訳

むかし、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの四人の子どもたちが、ふしぎな冒険をしたお話は、『ライオンと魔女』という本に書かれています。四人が、ふしぎな衣装だんすの戸をあけて、なかにはいると、このわたしたちの世界とまるでちがった世界にはいっていって、そのナルニアという国で、長いあいだ王、女王になった話です。
瀬田貞二 訳

手元に原書がないので、Google先生!
Once there were four children whose names were Peter, Susan, Edmund and Lucy, and it has been told in another book called The Lion, the Witch and the Wardrobe how they had a remarkable adventure. They had opened the door of a magic wardrobe and found themselves in a quite different world from ours, and in that different world they had become Kings and Queens in a country called Narnia.
C. S. LEWIS "Prince Caspian"

まぁ、語尾の使い方や語句の選択の仕方で受ける印象は確かに違う。
ただ全体的に柔らかい印象を受けるのは、瀬田版なのかと思ったのは確か。

あとは登場人物の名前だよね。
遡れば「魔術師のおい」に登場するStrawberryという馬の名前。瀬田版では「イチゴ」で土屋版では「ストロベリー」とそのまま。
これくらいはそれほど…だけど。
その後、Strawberryがアスランから新しい名を与えられるのだが、それがFledge。
「天かける馬の父」ということで「天馬」とした瀬田版と、「すべての天馬の父となれ」で「フレッジ」とした土屋版では、確かに土屋版に軍配が上がる(久しぶりに瀬田版を読み返してずっこけたが…)。

で、この「カスピアン王子」に登場するTrufflehunter。
瀬田版では「松露とり」と訳されている(Truffle=西洋松露か)。
これを土屋版では「トリュフハンター」として註で「トリュフを探す者」と説明をしている。
どっちがいいのか、という話だと、個人的には「松露とり」かな?って思う。
こういう単語の組み合わせで出来た名前って、ネイティブの人たちにはどう映るんだろう?
「山田」と聞いて、毎回のように「山と田んぼ」と想像する人がいないように、TrufflehunterでTruffleをhuntする人とは思わないってことかな?

とはいえなんでもかんでも固有名詞がカタカナ化してるワケでもなくて、地名の一部やもの言うどうぶつの名前なんかが日本語になってる。どういう基準なのか不思議だったりするんだけど…

つまりはそういう違和感を覚えながら読んでいたということ。

改めて、比較しながら読んでるんだけど、何を訳すのか訳さないのか、どう訳すのかというのは面白いね。
新しく訳すにあたって、前の訳を意識しないワケはないと思うんだけど、同じにするにしても別のものにするにしても凄く難しい判断なんだなって思う。


JUGEMテーマ:読書



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