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以前は色々とあったけど、最近はyoutubeで特撮見た話ばっかりです。
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てれびくん2014年1月号 平成仮面ライダー大紹介スペシャル!
変わったなぁと思うのは、昔の映像で素顔の役者たちの映像がでていること。
以前、このてのDVD付録が乱発されていた頃、当時の映像は使っても、変身前の人たちは一切登場せず、さらにはセリフやBGMをカットするなんてザラだった。
まぁ、色々大人の事情ってのがあるんだろうけど…
とりあえずyoutubeで大々的に公開してるんで、ぜーんぶ見てみる。
勿論、明日にでも長男のために買いにいくんだけどさ。

ってことで「平成仮面ライダーシリーズ」の幕開けとなった「クウガ」から。

合成のチャチさは仕方ないとしても、やっぱり画面から伝わる空気が違う。
…とはいえ、実はこれだけ全話見てない。

続く「アギト」は、やっぱり謎が謎呼ぶ展開だよな。

あかつき号事件の真相が判明する瞬間の、あの恐ろしさといったら…
昭和ライダーの悲哀を一身に背負ったギルスの悲しい運命は、追随を許さないな。

続きを読む >>
「太陽にほえろ」を見ている
三重テレビで「太陽にほえろ」が木曜の21時ちょっと前から放送されている。
今日は第10話だった。
沖雅也がゲスト出演している回だった。

別件逮捕がどうだとか色々言ってるが、今の刑事ドラマと比べると、色々といい加減。
証拠品を素手で掴んだり、容疑者と乱闘してみたり…
まぁ、子供の頃に見ててもそう思ったくらいだから、今の視点で見ると尚更。

でも一番の楽しみは、放送当時の町並みや暮らしぶりなどを見るってこと。
当然ケータイはないワケで、黒電話や赤い公衆電話が出てきたり、登場人物のほとんどがやたらとタバコを吸うとか。
この第10話では目撃者を沖雅也演じる久保刑事が尾行するシーンで、エキストラがリヤカーを引いている。
おそらく当時はその風景に違和感がなかったんだろうと推測できる。つまりは街中でリヤカーを引いて歩く人がいたんだろうと思うと、なんだか楽しい。

昔の特撮を見ていると、ロケ地が建設途中の団地だったり、これから戸建の家が建つんだろうなって土地だったりってのが見えると、そういう時代だったんだなぁって、妙な感慨にふけってしまう。

生まれが1974年なんで完全にリアルタイムではないけれど、そういう空気を味わったことがあるワケで(東京じゃないけど)、やっぱり部分部分で懐かしいと感じるものは見えるので、それはそれは楽しいのです。

懐かしむこと自体を楽しんでるってことは、歳を取ったってことだな。


JUGEMテーマ:日本のTVドラマ


バトルフィーバーJ 第9話、第10話
第9話「氷の国の女」

バトルフィーバーのニセモノが現れ、銃砲店から銃を強奪する事件が発生。
そのニセモノの一人がバトルジャパンの旧友、片山である。
彼は入院している弟の手術費用を得るためにエゴスの誘いに乗り、ツララ怪人に操られてニセモノを演じていたのだ。

正直、ニセモノを使ってやることが案外セコいが、病気の弟のために道を踏み外すというテーマは、やっぱ子供向け特撮っぽくないが、昔のドラマっぽい。
案外こういうことで悪の道に、という展開が多いのは確かだ。時代ということでしょうか?

片山の妹(入院中の弟からすると姉)に三原じゅん子が登場。
これの前身である「東映版スパイダーマン」にもチョイ役で出てたし、続編「デンジマン」でもデンジブルーの妹分みたいなので出てた。さらに「サンバルカン」ではデンジ星人の子孫として登場。
まぁ、大変だよねって思う。

仲間の二人はヘッダーの命令で殺されてしまうが、そのことには一切触れないまま物語は幕を閉じる。
とりあえずメインのゲストたちが丸く収まればOKってのは仕方ないか。
スーパー戦隊シリーズとして確立する前の、言ってみれば黎明期みたいなもんで、こういう地味めの、刑事ドラマのような展開も仕方ないよね。


第10話「ナウマン象を見た」

ナウマンゾウをモチーフに怪人を作るとは、さっそくネタ切れな匂いがぷんぷんするが…

今回からケイコはスナックケニアでアルバイトしている。
やはりヒーローがレンタカー屋の車を勝手に乗り回しているというのは、イマイチな設定だったか?
そのスナックケニアのトイレが、バトルフィーバーの基地につながっている設定は無理がある。
「トイレに入っちゃあ出てこないんだよな」とボヤくマスターだが、さすがに気付いてもよさそうなもんだろうに。

考古学研究室からナウマンゾウの化石が強奪し、ナウマン怪人を製造。
ナウマンゾウの象牙を手に入れてナウマンエネルギーとやらを作るらしいが、イマイチぴんとこない。

でもって、ケニアが化石採掘をする先生(?)と子供たちと出会い、戦いに巻き込まれていくというもの。
一番驚いたのはストーリー展開でもなく、この化石採掘をする先生が、「仮面ライダーウィザード」に終盤に登場したコヨミを探す作家さんだったってこと。
なかなかの衝撃だった。


JUGEMテーマ:特撮


土曜ワイド劇場「冤罪死刑」(2013/11/23放送)
椎名桔平演じる記者・恩田和志が
今も大学の補助金の不正プールを暴く取材で協力者の裏切りにあい、懲罰委員会にかけられている身分
ストーリー|土曜ワイド劇場特別企画「冤罪死刑」|テレビ朝日
というシーンが前半に登場する。
実はこの後の展開を予想させる重要なシーンだった。

親として、物語については色々と思うところはあるが…

ラストの記者のモノローグは、ちょっとなぁ…
作り手の欺瞞というかさ…
結局、義憤に燃えて記事を書いたもののあっさりと利用され(しかも今回だけじゃない!)、でも俺は向き合っていくんだとカッコつけてみたりというのは、どこか違和感を覚える。
まぁ、ドラマを作る人も情報を送る側なワケで、どこか共感するところがあったりするのかな?
あぁ、そうえば森達也の「死刑」でも似たような感想を抱いたような気がするな。

…と書いていると、メーテレで放送事故が!
画面が真っ黒になったかと思ったら、いきなり「バトスピ」が流れ…
まぁ、失敗することもあるよな、と。


JUGEMテーマ:日本のTVドラマ


バトルフィーバーJ 第7話、第8話
第7話「お家が燃える!」

冒頭から火の玉怪人の不気味な演説から始まる今回は、多発する放火魔事件が物語の発端だ。
ヒーローもので連続放火事件が物語の中心というのも、なんとも恐ろしいというか、題材としてはあまりに生々しい。

バトルコサックが火災現場で見かけた少年は、記憶を失って入院中だった。
彼は自宅が放火にあい家族を失った。そして記憶を失ったという…
自らも孤児だったコサックが彼に感情移入するのも、仕方のないことか。

そしてどうやらエゴスはこの少年の失われた記憶が蘇るのを恐れているらしい。
KKKを思わせる頭巾を被ったカットマンの集団が、火の玉怪人の指示によりエゴスに敵対する者の家に放火していたというのが真相だ。
一見怪しげな宗教集団を思わせて、結局はカットマンの集団だったのは拍子抜けだ。
しかしながら敵対する者を抹殺するのに放火という手段を選ぶところはやっぱり生々しいチョイスだと思う。

少年は結局、孤児であることには変わりなく、賑やかなラストだったけどちょっと救われない。


第8話「鉄腕エースの謎」

オープニングのキャストに「大山いづみ」の名を見つけてテンションが上がってしまった。「東映版スパイダーマン」以外で見かけることってないからさ。
その大山いづみはバトルジャパンとともに少年野球を見守る。
そのチームは高校時代、決勝戦を前に交通事故死したバトルジャパンの旧友の弟がピッチャーを務めている。

その少年野球のチームの控えピッチャーが、突然プロ並みのボールを投げるようになり、話題を呼ぶ。
ドクターと呼ばれる男の天才スポーツクラブに入会すれば、遊んでいても天才になれるという。
「これにはきっとカラクリがある」と断言するジャパン。

久しぶりにサボるメンバー。
コサックとミドリはテーブル筐体のゲームに興じ、アメリカはダンスしながら「あたしが好きな選手はベーブルースだけよ」と取り付く島もない。
単身潜入したジャパンが見たものは…

天才スポーツクラブの目的は、エゴス曰く
「子供たちに努力することを忘れさせ、怠ける人間を増やすのだ。そして堕落させろ!日本中の子供たちを!」

さらにマサルが「安心しろよ、天才スポーツクラブがある」と宿題をしないというケイコの言葉に、ジャパンも
「子供たちに安易な生き方を教え込もうとしているんだ」
と狙いに気付く。

気の長い作戦だが、しかし現実的で恐ろしい作戦だ。

しかし最後の戦闘でダイアンが基地で待機してるのは何でだ?
まぁ、バトルシャークでの空中戦を演出する手段なのかもしれないが、ちょっと不自然。

ところで、旧友の弟を演じるのは安藤一人。この頃の特撮ものとかによく出てたよね。「ガンバロン」が代表作か。

…で、大山いづみは何の役だったんだろう?
安藤一人の姉?(つまりジャパンの友人の妹?)
サイボーグを追跡するシーンでも、一瞬映っているので、もしかしたらジャパンと一緒に車に乗るところも撮影されてたのかもしれない。
ここら辺、一切説明も描写もないままなのは残念。

第7話、8話ともに鉄山将軍は出演なし。
代わりにあれこれ指示を出す九官鳥が登場する。
さらに第8話ではヘッダーは姿を見せず、声のみの出演だった。


JUGEMテーマ:特撮


今更ながら読みました - 中島梓「わが心のフラッシュマン」
Book Offにて105円だった。
中島梓の本は初めて読むのかな?
いや、家に一冊くらいはあったはずだが…

この本は、タイトルに「超新星フラッシュマン」が入ってて、イラストはそのフラッシュマンに登場するサー・カウラーだが、番組を評論したものでも特撮論でもない。
当時四歳の息子がある日突然「フラッシュマン」にハマったことから受けた感想やら、そこから生起した妄想とかをひとまとめにして物語論としてまとめた、つまるところ著者の思いのたけがほとばしるエッセイなんだか評論なんだかよく判らない本。
しかも子供も著者も一度としてまともに「フラッシュマン」を見たことがなく、もっぱら雑誌や絵本から構築された、いわば「幻のフラッシュマン」なワケで。

特撮やスーパー戦隊シリーズをバカにしてるワケではなく、奇妙なシンパシーすら抱いている。
当初はシンパシーではなく、アンビバレントな、認めたくはないけれどという強い拒否反応めいた感情すら抱いていたというのに…

なんというか、いわゆる小説ではなく、エッセイというか評論というスタイルなので、まぁ自由奔放。
まるで直接話でも聞いているかのように、脱線したり、妄想を広げてみたりと、自由自在。
これを手書きしていると思うと、やっぱ(昔の?)作家って違うなと。

結局は著者が「物語欲」とか「自己幻想欲」と表現する、現実の自分とイデアとしての幻の自分とのギャップを埋めるために他者の物語を必要とする…ということを説明したかったようだ。
後半の、ほとばしるような筆運びは、凄まじいの一言だ。


「夕日を浴びて流れる血は… 綺麗だぜ」

ボー・ガルダンを演じているのは岡本美登。つい最近も、「牙狼 -GARO- 闇を照らすもの」で素顔でキレキレのアクションを披露していた。
そしてサー・カウラーを演じる中田譲治にリー・ケフレンを演じる清水紘治と、敵側に好きな役者が揃ってた。
あぁ、ダイナピンクもね。
「フラッシュマン」まできて、ようやく主人公たちが物語を獲得した(でもまだまだ印象は弱いよね)。
それと同時に、物語はもっぱらヒーローと敵組織の内部だけで進むようになっていき、僕も徐々に興味を失っていった。
その後も惰性で見続けていたが、いつの間にか見なくなり、「マジレンジャー」で復帰する…って、何の話だっけ?


JUGEMテーマ:特撮
バトルフィーバーJ 第5話、第6話
第5話「ロボット大空中戦」

子供を誘拐され、バトルフィーバーロボの秘密を探る国防省の坂口情報局長。
残念ながら、今回はバトルフィーバーロボと弟こと悪魔ロボットの登場と対決がメインなので、それ以外がワリとあっさり。
坂口局長がエゴスの秘密基地から子供を連れて脱走するあたり、簡単すぎてちょっと…となるし、自爆からのシーンにもう少し余韻が欲しい気がするな。ラストで一切触れないというのも…

とはいえ、それもこれも、バトルフィーバーロボとバッファローロボットとの一騎打ちのための前座に過ぎない。
勿論「大鉄人17」や東映版の「スパイダーマン」で既に巨大ロボットのバトルをやっているが、その後のスーパー戦隊の歴史を考えると、非常に意義深いバトルシーンである。
電光剣とバッファローロボの剣がぶつかりあい、火花が散るところなんかは、製作側のこだわりを感じる。
唯一残念なのが、決め技がクロスフィーバーであることだ。
これは完全にソードビッカーの延長線だよな。

で、この第5話のブローアップ版が劇場版として公開された…と。


第6話「万能戦艦発進せよ」

エゴスはバトルシャークに対抗するため、ほこら作戦を決行する。
航空機を誘導するためのドグウ怪人によってレーダー基地を占拠する。
敵に占領されたことを知らず、ピンチに陥るバトルシャーク。
バトルフィーバーたちはレーダー基地を奪還すべく行動を開始する。

今回はジャパン、コサック、ケニア、それにケイコとマサルの姉弟が海に釣りに出かけている。
フランスとアメリカは基地内で身だしなみを整えるのに忙しいというのが、相変わらずだ。

さらに自称少年探検隊の子供たちが登場する。
彼の導きにより、基地への侵入経路が判明するのだが…

…結局、正面からバトル開始で、あまり意味のない展開になってしまった。

ピンチのバトルフィーバーを助けるためにバトルシャークが出撃するが、操縦するのはケイコとミドリというのが、なかなかはらはらさせる。
そして剣、鎖、槍、斧と次々に武器を変えて戦うバトルフィーバーロボ。歩きにくそうなのが残念だが、上半身の身軽さがなんともカッコイイ。

サタンエゴスが自信満々だったほこら作戦の扱いの軽さとか少年の存在とか、後半のロボの見せ場のために、随分脚本が削られたのかなぁ?と勘繰ってしまうな。

そうそう、この第6話でもヘッダーが差し替え前のやつだったね。


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バトルフィーバーJ 第4話
以前にも書いたけど、第1話から第3話までは以前にDVDを見て書いたので、そちらを。
第1話「突撃!! 球場へ走れ」
第2話「エゴス怪人製造法」
第3話「スパイを探せ」


第4話「超魔力の罠だ!」
さて第4話は、ほとんど差し替えられているヘッダーが潮建志の数少ない回。

国防省の兵器研究所の瀬川参謀がエゴスにより拉致された。
バトルフィーバーの新兵器の機密を知るため装置にかけるが、上手く行かない。
そこでヘッダーは「あの男」を呼び寄せる。
それが超能力者、ベンガルの虎だ。
エゴスの配下であったベンガルの虎は、ネンリキ怪人に改造され、瀬川参謀から秘密を得ようとするが…

ベンガルの虎の正体を知らないコサックはケイコを連れて瀬川参謀の行方を予知してもらうが、見つかったのは殺された瀬川参謀だった。
この接触でベンガルの虎がケイコがバトルフィーバーの関係者であると気付く。

しかし、ベンガルの虎…というより石橋雅史の強いこと。

ペンタフォースを構えるのがコサックであるのが、泣かせるところだな。
余韻に浸る間もなくエンディングテーマなのが、まぁ、当時の特撮ドラマだなと。

さて、前半で相変わらずのどかなバトルフランス/志田京介とミスアメリカ/ダイアンがのどかでいいね。
しかもダイアンの美しさといったら!
バトルフィーバーJ 第4話のミスアメリカ・ダイアン
個人的にはとっても美人だと思うんだが。
しかし、この眠い映像はなんとかならんか?
バトルフィーバーJ 第4話「超魔力の罠だ!」より


JUGEMテーマ:特撮
忍者キャプター 第1話から第4話
エラー連発からついに復活したyoutubeの東映公式チャンネル。
ってことで「忍者キャプター」の第1話から見られたので、まとめて書きます。


第1話「東京タワーに立つ七人の忍者」

国防省の局長の娘が一人で父親のお出迎えに、ツッコミを入れそうになるが、グッとこらえる冒頭。
放送されたのが1976年とはいえ、東京と思しき街中で虚無僧と僧侶が尾行してみたり、完全に時代を超越している。

物語はまさに風魔忍群が日本征服のために行動を開始するところから始まる。
国防省局長の娘を誘拐して武器弾薬を手に入れようという卑怯な手段に憤りを覚えた出雲大介は、その娘を連れて風魔忍群から脱走。
しかし風魔忍群の追っ手である血コウモリによってビルから転落…

このあとは、いかにして敵側の抜け忍がキャプターのリーダーになるのかが描かれる…のかと思ったら、あっさり忍者キャプターに任命されてるんで驚いた。

単純な感想としては、「ゴレンジャー」の成功によりその方法論を適用、拡張していこうという意図かな?
これが昭和51年4月から放送開始で「ゴレンジャー」が昭和50年4月から昭和52年3月だから、実際に「ゴレンジャー」のヒットと連動しているのかどうか…と思うが、名乗りのシーンや変身シーンでの動きに「ゴレンジャー」を彷彿とさせるものがある。


第2話「ロケット忍法の秘密」

ロケット工学で有名な霧島博士の技術を手に入れようとする風魔忍群の作戦だが、またしても娘を誘拐しようというもの。
しかしキャプター側が先回りして、無事に…と思いきや、娘ではなく博士が誘拐されてしまう。
そこで博士の娘と友達であるキャプター6が奮闘する、というのがこの第2話のおおまかなあらすじ。

キャプター7の技で止めをさせるにも関わらず、キャプター6に最後を譲るあたり、なかなかカッコイイ。


第3話「ビルの壁に忍者が消えた!?」

特訓中のキャプター1/袋三郎兵衛とキャプター7/出雲大介の前に、風魔忍群の十三忍者のカゲなしが現れる。
作戦の前に、邪魔者を消してしまおうということらしいが…

殺されたフリをして下忍になりすましていた三郎兵衛も正体が知られ、カゲなしの策略によって泥棒として逮捕されてしまう。

しかし、このカゲなし、やることがセコイ。
姿を消す能力を持ちながら、やることといったら銀行の金庫を襲撃して現金を盗み出すこと。
しかもその影を消す能力も前半でキャプターたちの技を無効化するほどの効果を発揮したにも関わらず、実は様々な色の忍び装束で消えたように見せかけるだけという衝撃の種明かし。
最後は生き恥を晒さないと、自爆するという潔さを発揮。


第4話「空飛ぶタコ忍者!空中戦!!」

冒頭から天堂家の天井裏へ忍び込む、風魔の下忍たち。
導入部の作戦は完全に時代劇のそれ。でもその天井から催眠ガスで眠らせ、屋敷を爆破しようとする辺りはどこか現代的だが、導火線に火をつけるのに火打石だったりと、もうなにがなんだか。

キャプター7/大介は、捕らえた下忍を人見の術で作戦の真意を質すが、忍び凧を操る十三忍者の人ダコによってその下忍を殺されてしまう。

作戦は来日する石油産出国のアブチ大統領を暗殺し、日本に石油不足に陥らせようというもの。

大統領をホテルに匿ったことで一旦は敵の裏をかいたキャプターたちだが…

しかし今回の目玉は空中戦。
時代のワリに合成を頑張ってるな。ミニチュア特撮とも合わせて、ややのどかな印象だ。

ラストは凧から引き摺り下ろし、地上でのバトル。
自らの敗北を悟った人ダコの最期に、「敵ながら見事」と敬意を表するキャプターたちがなんともイイね。


4話見てみて、忍者がモチーフなので敵の怪人たちも素顔を(一部)晒していたりするものの、見た目が完全に怪人なので「ござる」口調に激しい違和感。

あとは潮建志がヒーロー側ってのも、どこか違和感を覚えるが、コミカルな演技、キャラクターは面白いし、こういう俳優さんって最近いない気がするな。彼のヘッダーも続いていたらどうなっていたか、興味のあるところだけど、石橋雅史であってこそあの後半の盛り上がりだったワケだから、複雑。


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