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読書と特撮と子どものことと、愚痴を書いたblogです。
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ティムール・ヴェルメシュ「帰って来たヒトラー」(上/下)
評価:
ティムール・ヴェルメシュ
河出書房新社
¥ 691
(2016-04-23)

非常に興味深いのは、結局彼はどんな話でも自分側に引き寄せて語ってしまうというところ。
一瞬、相手の立場から考察して語ってるのかと思わせて、いつの間にか自己主張にすり替わっている…そういう印象。
論戦において相手は自分のフィールドで戦わせてもらえてない。

結末部分に関しては、ちょっと物足りない気がしないでもないが、彼の存在が日常の一部になってしまったように思えて、ちょっと怖い。

映画は、ちょっと興味あるなぁ。





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奥泉光「『吾輩は猫である』殺人事件」
よく考えたら… いや、よく考えなくても、夏目漱石といえば「こころ」だ。
なんせ高校の授業でやってるから。
勿論、面白いとは思うけど。

つまり何が言いたいかと言うと、「吾輩は猫である」はまともに読んだことがない、ということ。

少し読み進めてから、やっぱり本家を読んでからだよなって思った。
もっと言えば、「夢十夜」は勿論、この頃の背景をきちんと理解してる方がより面白い。

正直言えば、中盤あたりはちょっとダレた。
そもそも推理合戦なんて、ホームズの前座だろう?と思ってたし、猫の独り言もワリと脱線気味だし。

前半でのゆったりした物語や猫たちの会話から、この終盤の畳みかけるような展開は想像できなかった。

とりあえず「吾輩は猫である」と「夢十夜」を読んで、これを再読しようと思った。


著者の解説
『「吾輩は猫である」殺人事件』
著者のサイト
バナール主義


JUGEMテーマ:読書

三島由紀夫「命売ります」
恥ずかしながら、三島由紀夫をちゃんと読むのは初めてでした。
twitterで評判がいいってのが結構流れてきてて、気になって、購入。

なんて言ったらいいのか、不思議な物語だった。

「命売ります」という広告を出した羽仁男の元に舞い込む、不思議な依頼。

序盤の依頼の話を膨らませれば、深夜アニメの題材にはピッタリなんじゃないかと思った。

ラストのあっけない幕切れは、「時代」かな。
この辺はきっと羽仁男の心の変化を見ていく物語だから、最後の最後、締めくくり方はそんなに重要じゃないんだろうなと思った。

三島由紀夫だから、と緊張しなくても、すんなり読めた。
軽い気持ちで読んだらいい本だと思う。


JUGEMテーマ:読書

山本 浩資「PTA、やらなきゃダメですか」
PTAではないが似たようなことをしてるし、来年度は子供会の役員の予定の僕だったりする。

このテのコミュニティってのは、難しい。
総論賛成各論反対ってことはザラで、同意しつつもいざってときに腰が引けてるとか、酷いといなくなってしまったり(賛成しただろ?って)。

嫌な言い方すれば「根回し」みたいなことの大切さを、身に染みて感じる。
まずは味方をいかに増やすか、だと。

10年後くらいに「その後」を描いた続編を読みたいな。
どんな革新的で、素晴らしいやり方でも、翌年度からは引き継ぎ、申し送り事項だから。
それをどうやっていくのか?本題はそこなんじゃないかと思う。


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ミシェル・ウエルベック「ある島の可能性」
評価:
ミシェル ウエルベック
河出書房新社
¥ 1,512
(2016-01-07)

twitterでやたらと見かけて、思わず購入。

世界の終わりのあと、僕は電話ボックスにいる―快楽の果ての絶望に陥った過激なコメディアン兼映画監督のダニエルは、“永遠の生”を謳うカルト教団に接近する。二千年後、旧人類がほぼ絶滅し、ユーモアと性愛の失われた孤独な世界で、彼のクローンは平穏な毎日を生き続ける。『服従』著者による“新しい人類”の物語。


Amazonの当該ページからの引用だけど、物語の骨格はたしかにそうだった。

はっきりいって執拗に繰り返される性描写に辟易する人もいるだろう。
ただそこには主人公が若さや性的なものに対してのみに人間の価値や生の意味を見出していることを思えば、それを繰り返し描くことについてそれなりに納得はできると思う。

物語はオリジナルであるダニエル(ダニエル1)とそのクローンであるネオヒューマンのダニエル24(とその後継ダニエル25)の語りが交互に現れる。
コメディ(日本的なそれとは違う)とセックスが交互に現れるようなダニエルの人生が、どうしてクローンの登場につながっていくのか、一つのクライマックスはそこだろう。
カルト教団の登場以降も、やっぱり元の調子に戻っていくんだが、そこから徐々に老いていく様はなんとも悲しい。

ダニエル1の死が語られた後、ダニエル25の選択が描かれる。
正直なところ、この結末はやや蛇足に感じられたが、タイトルの「ある島の可能性」という部分を描くには必要だったんだろう。
ただし「可能性」に過ぎないところについては、不満が残る。

本人が映画を撮ったらしいけど、そっちもちょっと興味あるな(あまり評判は良くないようだけど)。


伊藤計劃の「ハーモニー」もそうだけど、やはり人間の未来には感情ってのは不要なものなんだろうか?


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ロバート・A ハインライン/内田 昌之 訳「宇宙の戦士(新訳版)」
評価:
ロバート・A ハインライン
早川書房
¥ 1,080
(2015-10-22)

Amazonのレビューを見ていると、旧訳版の評判も悪くないようで。
解説や訳者のあとがきらしきものもなく、加藤直之の熱い思い入れが語られるのみである。しかもその文章で口絵や挿絵を入れることになったという熱い語りがあるものの、この文庫本には口絵も挿絵もないというのは悪い冗談だろう。
旧版には訳者のあとがきや、批判文などが収録されているとのことだから、ここはやはり購入すべきか。

物語としては、どうだろうな…
最初の降下シーンから、入隊以前に巻き戻されて、正直どうなるか心配だった。
物語全体として「宇宙の戦士」というタイトルに相応しいかどうかは、「ビミョー」と思いながら読み進めた。
Wikipediaにも日本語版のあとがきからの引用として
「二等兵物語に宇宙服を着せただけ」という批判

もあったと書いている。
確かに舞台としては宇宙だが、猛烈なしごきとか、フツーに軍隊もののストーリーだろう。
はっきり言えば地味だし、映画版の「スターシップトルーパーズ」の監督たちが原作に興味がないてのも、なんか判る気がする。

とはいえ、夢中で読んじゃいました。
宇宙の物語というよりは、フツーの軍隊ものだよね。
後の時代で読むなら、もっと作品の背景とかを知りたかったな。

(追記)
例えば、ラストでリコの出自が明らかになるシーンがあるんだけど、はっきり言って「それが何か?」なワケですよ。
それってやっぱりこれが書かれた時代背景が判ってないとダメってことなんじゃないかと思うんだけど。


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SHUEISHA ジャンプ REMIX キン肉マン ダメ超人 VS. 怪獣激闘編
「第20回超人オリンピック編」と同時刊行のコンビニ本。
2009年に出てる奴と同じ(広告などは違うけど)。

改めて読むと、ギャグマンガとしてそれなりに面白いよね。

内容は、コミックスの第1巻第2巻

せっかくなので、比較しながら読んでたんだけど、見つかったのは2か所。
ググってみたけど、検証してる人もあまりいなかったな。

とりあえず見つけたのは、「キンをもとめて…の巻」。単行本は第2巻。
「キン」を探して東京にやってきたカエルの怪獣に四苦八苦するキン肉マンをフォローに現れたミートくん。彼が歌う歌詞が変更されている。

このメロディに乗せて、
だーれもいないと
おもーっていっても
どこかで どこかで
ミートくんは
いつでもどこでも
ながめーてる
ちゃんと
ちゃんと
ちゃんと
ちゃんと
ちゃちゃあ〜んと
なーが
めーてーる
ピポパポ
ジャンプコミックス キン肉マン 第2巻 「キンをもとめて…の巻」より

これがどこかのタイミングで以下のように変更されている。
上のメロディで歌うにはちょっと無理がある。
気づいてないかも
しれないけれどー
きいの笑顔で
こころがはずむ
いつも どこでも
おもっているよー
朝も!
お昼も
夕暮れどきも!
ず〜っと
ずっと
ずっと
きっと
みまもーる
ミートー
けなげな
ミート!!
SHUEISHA JUMP REMIX キン肉マン ダメ超人 VS. 怪獣激闘編 「キンをもとめて…の巻」より


ミートくんの歌のあとのキン肉マンのセリフはそれぞれこうだ。
おお わたしの
吉野屋のテーマに
対抗する
森永エンゼルの
テーマか!
ジャンプコミックス キン肉マン 第2巻 「キンをもとめて…の巻」より

おお わたしの
吉野屋のテーマに
対抗する
ミートくんの
テーマか!
SHUEISHA JUMP REMIX キン肉マン ダメ超人 VS. 怪獣激闘編 「キンをもとめて…の巻」より


キン肉マン超人名鑑〜怪獣退治編〜
上記のページで触れてる人がいた。

「巨人ナツコの巻」の扉絵の下の方、キン肉マンの足元のコマにあった文章がまるごとカットされている。
怪獣・世界の超人へのあいでたくさんの
アイデアありがとうございました。
いよいよ「キン肉マン」第3巻より世
界の超人たちとキン肉マンが闘います
たのしみにおまちください!
ジャンプコミックス キン肉マン 第2巻 「巨人ナツコの巻」より

想像するに、連載時は「第NN号より」とかって書き方だったのかな?

とりあえず画像はなしだけど。

第2巻ラストの「南からの使者の巻」「伝説の救世主の巻」は未収録か。


「第20回超人オリンピック編」もぼちぼち見ていこう。


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永野護「ファイブスター物語 13」
まぁ、覚悟はしてたからね、それほど大きなショックはなかったな。

デザインの変更は仕方ないとは思う。
元々そういう人だし、長い連載の中で、そこそこ変遷してるワケで、今さら…だけどさ。

呼称というか、名前が変わるのはな…
一応、そのあたりについては連載では説明が入ってるようだが、単行本になるのはいつのことか。

ストーリーについては、すさまじいまでの間隔があいてるってことと、そこらじゅうで名称が変更されていることを除けば、概ねいつもの永野節。
安心したような、してないような、不思議な感覚。


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神林長平「ぼくらは都市を愛していた」
実を言うと、神林長平を読むのは初めてだった。
だから以下の文章は、ファンの人からすれば「何を的外れな」と思われるかもしれないが、初めて読んだ人の率直な感想ということでご容赦願いたい。

最初に読んだ時の感触は、伊藤計劃だった。
いや、正確にはその影響下にある作品ではないか、という印象だった。
勿論、歴史的(大袈裟?)なことから言えば、伊藤計劃が神林長平の影響下にあるのかもしれないが、僕自身が触れた作品の数から行くと、こういう図式になってしまうのかもしれない。
「いま集合的無意識を、」で伊藤計劃に触れているようだし、どこか意識している部分があるのかもしれないし、そうではないのかもしれない。

そしてその次に浮かんだのが、押井守…というよりも、一連の劇場版の「パトレイバー」だ。
公安メンバーだったり、戦車に乗り込むミウのイメージなどは、ある意味で非常にアニメ的…もしくは日本のメディア的なイメージなのかもしれない。


物語としてはどうだったか。
殺人事件を追う公安。
情報震の中、ひたすら任務に忠実に耐え忍ぶ情報軍。
このふたつの物語がどうつながっていくのかがポイントだったが、デウス・エクス・マキナ的かなぁ?と思いつつ、ちょっと納得がいかなかったかな。

結局、あの都市で生きる人… あのかりそめの人生が果たして「生きている」と言えるようなものなのか、疑問だな。
そういう意味じゃ、伊藤計劃の「ハーモニー」のラストのような世界を想像してしまうな。


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梨木香歩「家守綺譚」
「西の魔女が死んだ」以来の2冊目。
ピース又吉のポップとともに近所の本屋でディスプレイされてた。

明治後期くらいの時代設定ということで、まぁ、舞台設定だけで既に物語が完成しているような印象さえあるけれど。

文章のスタイルのせいで、ところどころ判りにくい描写があったけど、最初の印象通り、穏やかな物語だった。

美しい日本の風景…というのは完全に大袈裟。世界というか、舞台は基本的には小さな庭と家の中だけ。
近所の寺や竹林、駅も登場するが、結局は家と庭(そして掛け軸)に収斂していく。

ラストのいい人ぶりも、ちょっと「なんだかなぁ」と思わないでもないが、落としどころはそこしかないか。

この頃から昭和初期あたりの作家の本だと地味すぎて途中で挫折してしまうような人でも、これならいけるかな?
そしてここを入り口に、当時の作品に入っていく…というのは悪くない考えだと思う。


「西の魔女」を薦めてくれたあの子は元気だろうか?
読み返そう。


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